北海道釧路市、釧路川の河口部にかかる釧網本線(せんもうほんせん)の橋梁が、釧路川橋梁。冬季に運行される「SL冬の湿原号」(釧路駅〜標茶駅)など釧網本線と花咲線(根室本線)の撮影スポットとしても有名。釧路川リバーサイド緑地の舟着き広場がその撮影ポイントになっています。
厳冬期には「SL冬の湿原号」が橋を渡る
釧路駅にも近いので、釧路駅の出発、または到着時刻をチェックすることで、およその通過時刻がわかるので、事前に列車の時間を調べておけば、さほど待たずに済みます。
ただし、「SL冬の湿原号」など注目の列車が通過する際には、駐車場が早めに満車となります。
厳冬期であれば、釧路川に蓮の葉氷も張り、SLとのコラボ撮影も可能。
ちなみに釧路川の舟着場は、釧網本線の開通以前、硫黄山で採掘される硫黄を五十石(五十石駅近く/駅は平成29年3月4日廃止)から川船で運んだ名残で、北海道開拓時代の内陸の交通、物資輸送は舟運が担う場所が多かったのです。
昭和2年に釧路駅〜 標茶駅間が開業、昭和4年に標茶駅〜弟子屈駅間も延伸、さらに昭和6年に釧網本線が全通し、釧路川の舟運は鉄道にとって代わりました。
釧路川では、大正10年から11.2kmの新水路掘削が始まり、昭和6年に新釧路川が誕生しています。
釧路川橋梁 | |
名称 | 釧路川橋梁/くしろがわきょうりょう |
所在地 | 北海道釧路市新釧路町・旭町〜北海道釧路市材木町 |
ドライブで | 釧路外環状道路釧路東ICから約3kmで舟着き広場 |
駐車場 | 釧路川リバーサイド緑地舟着き広場駐車場(10台/無料)を利用 |
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