鳳来寺田楽|新城市

鳳来寺田楽

例年1月3日10:30~15:00頃、愛知県新城市の鳳来寺で『鳳来寺田楽』が奉納されます。初詣で混雑する本堂の前の鳳来寺田楽堂で1月3日に奉納される「鳳来寺田楽」は、国の重要無形民俗文化財に指定。田楽は、年の初めに豊作を願う人々の生活に密着した民俗芸能ですが、鳳来寺の田楽は悪霊退散などの祈願も込められています。

室町時代に創始された田楽が奉納される

鳳来寺を開いた利修(りしゅう)仙人が入定(にゅうじょう=高僧が没すること)の際に、山の守護神になるようにと山中に住み利修仙人を守った青、赤、黒の3匹の鬼の首を刎ねて埋葬。
その供養にと鳳来寺の僧侶が村人とともに舞ったのが始まりと伝えられています。

鳳来寺田楽は農民生活、修験、薬師如来信仰などと結びついて、室町時代に今日演じられるような形態が生まれたという歴史あるもの。
五穀豊穣を願う田遊びの行事のみでなく、悪霊退散、災難滅除、一家安穏、天下泰平、国家万民のための祈願の意味もあります。

例年、地元住民らでつくる田楽衆が五穀豊穣や厄伏せなどを祈願する舞を披露してくれます。

鳳来寺田楽|新城市
開催日時 1月3日10:30~15:00頃
所在地 愛知県新城市門谷鳳来寺1
場所 鳳来寺
関連HP 新城市公式ホームページ
電車・バスで JR本長篠駅前から豊橋鉄道バス田口行き、鳳来寺山頂行きで8分、鳳来寺下車、徒歩15分
ドライブで 新東名高速道路新城ICから約15km
駐車場 鳳来寺パークウェイ山頂駐車場(180台/有料)
問い合わせ 新城市観光協会TEL:0536-29-0829
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

鳳来寺

703(大宝3)年に利修仙人(りしゅうせんにん)が開山したと伝えられる古刹、鳳来寺(ほうらいじ)。真言宗五智教団(しんごんしゅうごちきょうだん)の本山で、文治年間(1182〜1189年)に源頼朝が堂宇を建立、鎌倉時代には三河七御堂の一つとし

 

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