磐梯山噴火記念館

小野川湖と桧原湖(ひばらこ)の中間に建ち、明治21年7月15日に起きた磐梯山の大噴火100周年を記念して建てられたミュージアムが磐梯山噴火記念館。現在では磐梯山ジオパークとして注目を浴びる磐梯山の噴火の仕組みや噴火後の生態系への影響などを解説、紹介しています。

磐梯山の大噴火がおよぼした影響を学ぶ

明治21年7月15日の爆発では短時間に爆発が15~20回発生し、小磐梯山の大半が崩壊。
土石流が発生し、山麓の5村11集落を埋め尽くしました。
大きな人的物的被害を生みましたが、これにより、檜原湖、秋元湖などの湖沼群が誕生、現在の美しい磐梯高原の基礎がつくられたのです。

爆発といっても水蒸気噴火で(磐梯火山では2.5万年前以降にはマグマ噴火は記録されていません)、最近5000年間で4回発生(発生間隔は1100年~1700年)。

ちなみに磐梯山は806(大同元)年の噴火までは富士山同様の美しい成層火山だったと推測されています。

磐梯山噴火記念館では、火山や地震に関する資料も展示。
また、磐梯山に設置された火山活動監視ビデオのモニターなども見ることができます。
道を挟んで向い側に磐梯山3Dワールドがあるので、時間があればあわせて見学を。

磐梯山噴火記念館
名称 磐梯山噴火記念館/ばんだいさんふんかきねんかん
所在地 福島県耶麻郡北塩原村檜原剣ヶ峯1093-36
関連HP 磐梯山噴火記念館公式ホームページ
電車・バスで JR猪苗代駅から磐梯東都バス磐梯高原休暇村行きで26分、磐梯山噴火記念会館前下車、すぐ
ドライブで 磐越自動車道猪苗代磐梯高原ICから約18.1km
駐車場 100台/無料
問い合わせ 磐梯山噴火記念館 TEL:0241-32-2888/FAX:0241-32-3281
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

磐梯山3Dワールド

2017年7月31日

 

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