モーカケの滝展望台

モーカケの滝展望台

福島県南会津郡檜枝岐村(ひのえまたむら)、村中心部と沼山峠への分岐点・御池(みいけ)を結ぶ国道352号沿い、檜枝岐川支流のモーカケ沢にある落差40mの滝がモーカケノ滝。国道352号ブナ坂の途中に専用の駐車場があり、駐車場から徒歩2分ほどで、モーカケの滝展望台に到達できます。

ドライブ途中に、気軽に滝見物が可能

モーカケの滝というユニークな滝名は、平安時代の装束である裳(も=十二単を構成する着物)を掛けた様子(裳掛け)に似ていることに由来すると伝えられ、檜枝岐に伝わる平家落人伝説を象徴する滝となっているのです。
ただし、沢沿いに多く見られるサルオガセが、「毛をかけた」状態ににていることが名の由来とする説もあり、定かでありません。
晴天の日は、日の当たる午前中が見学のおすすめタイム。

檜枝岐村では墓を廟所(びょうしょ)、便所を雪隠(せっちん)と呼ぶなど、平家落人伝承を裏付けるような言葉使い、風習が数多く残されています。
村に多い平野姓は、平家の落人の子孫とされ、家紋も平家一族同様の揚羽蝶(あげはちょう)です。
村の各所で出会う星さん(檜枝岐村には星姓が多数)もそのルーツは紀伊国牟婁郡(むろのこおり)星出身の藤原金晴が星姓を名乗り、延暦13年(794年)、檜枝岐に住み着いたのが始まりと伝承されています。

モーカケの滝展望台
名称 モーカケの滝展望台/もーかけのたきてんぼうだい
所在地 福島県南会津郡檜枝岐村燧ケ岳
ドライブで 東北自動車道西那須野塩原ICから約98.1km
駐車場 20台/無料
問い合わせ 尾瀬檜枝岐温泉観光協会 TEL:0241-75-2432
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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