川俣シャモで有名な福島県川俣町にある樹齢400年〜600年というエドヒガンの巨樹。樹高21m、目通り幹囲5.4m、根回り5.1mという稀に見る桜の大木。「絹の里」として知られる川俣町らしく周辺は桑畑で、もともとは墓の目印に植えた桜が大きく育ったとのこと。開花は例年4月中旬〜下旬頃。
「八幡太郎駒止めの桜」伝説も
現在も個人(佐藤さん)の所有する畑の一部ですが、開花シーズンには地元の人が交通整理をするほどの観賞スポットになってます。
この巨木には「八幡太郎駒止めの桜」という伝説も残されています。
陸奥国守の源義家(みなもとのよしいえ=八幡太郎)があまりの美しさに馬(駒)を止めて見入ったという伝承です。
それが事実とすれば樹齢は1000年にもなるので、あくまでこれは伝説です。
桜が満開になるころ、根元にカタクリの花が咲き、カタクリの花もカメラマンには人気。
すぐ後ろの尾根には通称「亀の子岩」があり、まさに亀が山を登っているように見えるのがユーモラスです。
地元福島の「桜を愛するアマチュアカメラマンの会」選定による『福島県内一本桜番付表』では大関となっています。
秋山の駒桜 | |
名称 | 秋山の駒桜/あきやまのこまざくら |
所在地 | 福島県伊達郡川俣町秋山小長石65 |
関連HP | 川俣町公式ホームページ |
電車・バスで | JR松川駅からタクシーで20分 |
ドライブで | 東北自動車道福島松川スマートICから約15km。福島西ICから約20km |
駐車場 | 30台/無料 |
問い合わせ | 川俣町産業課 TEL:024-566-2111 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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