越前岬(えちぜんみさき)で知られる福井県丹生郡越前町、海岸沿いを走る国道305号沿い、呼鳥門(こちょうもん)近くに立つのが、『越前有情』歌碑(えちぜんうじょうかひ)。福井県三方郡美浜町出身の歌手・五木ひろしが歌った旅情演歌で、作詞は福井県の市民・絽端久倫、作曲は当時新鋭の弦哲也(げんてつや)です。
呼鳥門を眺める越前海岸の景勝地に立つ歌碑
発売は昭和56年7月21日で、すでに『よこはま・たそがれ』、『長崎から船に乗って』(ともに昭和46年)、大スターとなっていた五木ひろしのご当地ソングのひとつ。
高さ15mの歌碑で、歌碑の前のスイッチを押すとセンサーが反応し、『越前有情』が3コーラス流れる仕組み。
波の音と混じって、ちょっぴり野外コンサートのような雰囲気になります。
銭ヶ浜海水浴場の横、呼鳥門へと向かう遊歩道(旧国道)の入口近くにあり、多くの人が立ち寄る場所に歌碑を建立したもの。
呼鳥門背後の高台が、梨子ヶ平園地、梨子ヶ平千枚田水仙園で、3.5haに300枚の棚田に12月~1月には水仙が咲き誇ります。
福井県内には大野市に『九頭竜川』歌碑、三方五湖レインボーライン山頂公園・五木の園に『ふるさと』歌碑、JR小浜線美浜駅前に『面影の郷』と五木ひろしの故郷だけあって4基の歌碑があります。
『越前有情』歌碑 | |
名称 | 『越前有情』歌碑/『えちぜんうじょう』かひ |
所在地 | 福井県丹生郡越前町梨子ヶ平2 |
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