第37回甲斐いちのみや大文字焼き・夏祭りステージ｜2024

2024年8月16日（金）17:00〜21:00、山梨県笛吹市一宮町で『第37回甲斐いちのみや大文字焼き・夏祭りステージ』が開催。20:00に大久保山中腹（東新居地区）の大の字に電気が点灯し、山の斜面に巨大な炎の「大」の字が浮かび上がります。イベント会場は「いちのみや桃の里ふれあい文化館」前の特設会場です。

8月13日〜8月15日にも大文字の点灯が！

石和の「笈形焼き」（おいがたやき／現在は電灯化され、『笛吹市桃源郷春まつり』で点灯）、勝沼の「鳥居焼き」（10月の『かつぬまぶどうまつり』で点火）とともに、盆の送り火として江戸時代から続く甲斐（山梨県）の火祭りのひとつ（『甲斐いちのみや大文字焼き』は長らく途絶していましたが復活）。

「いちのみや桃の里ふれあい文化館」前の特設会場には露店が立ち並び、ステージでもイベントが開催され、まさに甲斐一宮の夏祭りといった雰囲気です。

かつては地元笛吹市の消防団の団員が山の草刈りを行ない、薪の運搬、設置、炎の中の作業などから鎮火までの一連の作業を担っていましたが、各地で消滅していく大文字焼き同様にその作業を担う若い人たちが減少、安全面などへの配慮もあって、平成29年から電気の点灯として受け継がれています。

80m四方の「大」の文字が赤々と燃え上がることはなくなりましたが、伝統が電灯に代わって歴史を繋いでいます。
大文字が点灯すると、同時に夜空に大輪の花火が打ち上がり、大の字と花火のコラボも実現。
16:00〜21:30の間、いちのみや桃の里ふれあい文化館周辺に交通規制を実施。

なお大文字のLED電灯の点灯は、8月13日〜8月15日の19:00〜22:00にも実施されます。