池袋の街を周遊するIKEBUS(イケバス)は、2019年11月から運行を開始された、池袋駅とサンシャインシティなどを結ぶコミュニティバス。JR九州「ななつ星㏌九州」など数々の観光列車を手掛けた水戸岡鋭治デザインですが運用される10台のうち、1台が黄色の塗装で、「幸せの黄色いイケバス」に。
10台のうち9台は、「イケブクロ・レッド」、1台だけが黄色
ビビットな赤色がイメージカラーのIKEBUS(イケバス)ですが、その中に1台だけ黄色バージョンが。
「乗ると幸せになるという噂も」(豊島区都市計画課地域公共交通グループ)という、黄色の京急電車と同じ発想で、1台だけカラーリングを変更したもの(「見た人に大きな幸運を届けたい」というコンセプトで誕生)。
しかも運行する10台は、すべて内装は異なるというこだわり。
池袋を擁する豊島区が2014年に23区内で唯一、日本創生会議が発表した「消滅可能性都市」(2040年に20~39歳の女性人口が半減し、人口を維持できない市区町村)と指定されたこともあり、駅と周辺の公園、サンシャインシティなどの商業施設、豊島区役所などの公共施設を繋いで、夢を乗せてIKEBUS(イケバス)の運行を開始させたのです。
ビビットな赤いバスは、「イケブクロ・レッド」。
バス停もこの「イケブクロ・レッド」で統一され、実にお洒落で、「国際アート・カルチャー都市」のシンボル的な存在にもなっているのです。
消防車好きな小さな子どもたちにも大人気で、子育て世代にも当然、好評。
「街で見かけると幸せになれる」という都市伝説も池袋界隈では生まれていますが、黄色での運行便は前日夕方に決まるので、関係者も「幸せの黄色いイケバス」を見ると嬉しくなるんだとのこと。
「見かけるだけでなく、『乗ると幸せになる』ので、見かけたならぜひ乗車を」ということに。
乗ると幸せに!? 「幸せの黄色いイケバス」とは!? | |
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