石川県能美市、標高268mの山中にある神秘の淵が蟹淵(がんぶち)。周囲は300mで、標高が低いのにかかわらず、通常1000m以上でしか観察できないルリイトトンボ、木々の上で卵を産むモリアオガエルが生息し、能美市の天然記念物に指定されています。大蟹が棲む淵というのが名の由来です。
「蟹淵の化け蟹」伝説もある神秘の淵
駐車場から30分ほど歩きますが、到達した蟹淵(がんぶち)は、青緑色の神秘的な淵でカメラマンにも人気。
夏には石川県の絶滅危惧Ⅰ類に指定されてるルリイトトンボが乱舞し、水面にはヒツジグサが咲きます。
古くから大蟹が棲む池(『まんが日本昔ばなし』にも「蟹淵の化け蟹」として取り上げられた伝説)として恐れられ、渇水期には、雨乞いも行なわれた淵です。
蟹淵周辺にはツキノワグマも生息しているので、留意の上、行動を。
蟹淵 | |
名称 | 蟹淵/がんぶち |
所在地 | 石川県能美市鍋谷町地内 |
関連HP | 能美市公式ホームページ |
ドライブで | 北陸自動車道能美根上スマートICから約18km |
駐車場 | 1台/無料 |
問い合わせ | 能美ふるさとミュージアム TEL:0761-58-5250/FAX:0761-58-5251 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag