久能いちご海岸通り『石垣いちご狩り』|静岡市

久能いちご海岸通り『石垣いちご狩り』

1月1日〜5月上旬、静岡市久能いちご海岸通りで『石垣いちご狩り』が行なわれます。駿河湾を望む久能海岸沿いは別名「いちご海岸通り」。石垣を積み上げた間に苗を植え付ける独特の方法で、章姫などを栽培している。1月~5月上旬にかけて、いちご狩りを楽しむことができますが、ピークは2月頃。

主力の品種は静岡発祥の章姫

久能いちご海岸通り『石垣いちご狩り』
久能いちご海岸通り『石垣いちご狩り』

現在メインの品種は章姫(あきひめ)。
静岡市発祥の章姫は、縦長な果肉、柔らかな触感と芳醇な甘みが特徴で、ほかの品種より日持ちがしないため、遠方へ出荷は難しく、まさにいちご狩りには最適な品種なのです。
料金は時期によって異なります。

明治維新で久能山の参詣者を迎えた宿屋「福島屋」は廃業しましたが、明治29年、久能山東照宮の松平健雄宮司より託された苺苗を玉石の間に植え、厳冬期には石の輻射熱で苺を栽培。
これが「石垣いちご」の始まり。
「石垣いちご」は静岡市だけの栽培方法で、山の斜面を利用して栽培するためすべてのいちごに陽が当たりやすく、石垣の間に苗を植えることで温かく冷めにくい状態で育てるのが特長。
現在も玉石垣が保存されいちご栽培が行なわれています。

石垣いちご狩りが始まったのは昭和41年から。
「観光いちご狩り発祥の地」ともいわれています。

現在でも約50軒の店でいちご狩りが楽しめますますが、事前に予約しておくことをおすすめします。
2月はとくに混雑するので事前に各店に問い合わせてから出かけるのが賢明。
週末にはいちご娘が通り沿いにズラリと並び、観光客を案内する風景もこの季節ならではの風物詩となっています。
「今年も最高のいちごができたので、ぜひ静岡市に食べに来てください」と、静岡・久能苺狩り組合の原田組合長。

久能いちご海岸通り『石垣いちご狩り』
「いちご海岸通り」の風物詩、「いちご娘」
久能いちご海岸通り『石垣いちご狩り』
静岡・久能苺狩り組合の原田組合長
久能いちご海岸通り『石垣いちご狩り』
開催日 1月1日〜5月上旬 営業時間と定休日は農園毎に異なりますので、各農園にお問い合わせください
所在地 静岡県静岡市駿河区西平松〜清水区増
場所 久能いちご海岸通り
関連HP 静岡・久能苺狩り組合公式ホームページ
電車・バスで JR静岡駅北口バスターミナル4番乗り場からしずてつジャストラインバス久能山下行きで45分、終点下車
ドライブで 東名高速道路清水ICから約12km。静岡ICから約8.5km
駐車場 各農園駐車場を利用
問い合わせ 静岡観光コンベンション協会 TEL:054-251-5880/FAX:054-205-3639
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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2018年1月6日

 

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