早坂高原

早坂高原

早坂高原は、岩手県盛岡市と龍泉洞で知られる岩泉町とを結ぶ国道455号(小本街道)の旧道(国道はトンネルで通過)、早坂峠を中心に広がる高原。標高は、峠の頂で917m。北上山地のなだらかな高原に、ブナ、ダケカンバ、シラカンバ、ミズナラ、ドイツトウヒ、アカマツが生育する景勝地。遊歩道も整備され、散策を楽しむこともできます。

森林セラピーロードで森林浴も可能

4月下旬~5月中旬のカタクリ、6月上旬~中旬のレンゲツツジ、6月中旬~下旬のアヤメ、7月中旬~下旬のノハナショウブとお花見も可能。
早坂峠にある「早坂高原ビジターセンター」(旧早坂高原レストハウス)を起点に総延長4kmの2本の「森林セラピーロード」が設けられ、カタクリやレンゲツツジが観察できる仕組み。
秋には紅葉狩りやきのこ狩りも可能(紅葉の見頃は例年10月上旬~下旬)。

「早坂高原ビジターセンター」には食堂「白樺荘」も営業。
名物の「てっぺんそば」を味わうことができます。

牧草地(早坂放牧場)には岩手短角牛が放牧され牧歌的な光景も目にすることが可能。
また、樹高約20m、幹周り約8m、樹齢推定500年のシナノキは、岩手県有数の巨木で高原のシンボルになっています。

盛岡と岩泉を結ぶJRバス東北の早坂高原線も、かつては早坂高原を経由していましたが、早坂トンネル開通で平成19年から早坂高原には上らなくなっています。

『南部牛追唄』と小本街道・早坂峠越え

早坂峠は、『南部牛追唄』を歌いながら牛追いが歩いた旧小本街道随一の難所。
『南部牛追唄』は、岩泉町が発祥の地で、荷役牛(荷物を運ぶ牛)は、沿岸の塩や海産物、鉄などを内陸の盛岡城下へと運び、帰路は米などの生活物資を積んで帰ったのです(塩1升を米1升と交換)。
つまり、旧小本街道は、内陸へ塩が運ばれた塩の道でもあるのですが(季節によっては1日60頭〜70頭が往来)、残念ながら峠には踏み跡道しか残されていません。

岩泉から盛岡城下へは3日を要する行程ですが、早坂峠越えでは野宿も余儀なくされ、熊や狼(オオカミ)の襲撃もあり、まさに難所中の難所になっていました。
そのため牛追いは、7頭で隊列を組み、峠を越えたのです。

旧早坂峠は、「早坂高原ビジターセンター」のある旧国道の早坂峠の南側にあり、峠越えの小本街道(旧道)はここから東西に伸びています(国土地理院の地形図に徒歩道としての記載もなく、峠近辺にわずかな踏み跡しか残っていません)。

画像協力/岩手県観光協会

名称 早坂高原/はやさかこうげん
所在地 岩手県下閉伊郡岩泉町釜津田権現
関連HP 岩泉町公式ホームページ
ドライブで 東北自動車道盛岡ICから約53km
駐車場 早坂高原ビジターセンター(100台/無料)
問い合わせ 早坂高原ビジターセンター TEL:019-681-5458
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
岩洞湖

岩洞湖

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日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!

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