揖夜神社『穂掛祭』|松江市

揖夜神社『穂掛祭』

毎年8月28日、島根県松江市東出雲町の揖夜神社(いやじんじゃ)で『穂掛祭』が執り行なわれます。初穂で田の神を祀る祭礼。祭礼当日の午前中、用意した神饌を境内75ヶ所に奉じた後、午後から袖師ヶ浦の500m沖にある一ツ石まで神輿が御座船(神船)で舟渡御し、神饌を捧げる『一ツ石神幸祭』が行なわれます。

海上行列(一ツ石神事)と陸上行列(提灯行列)

揖夜神社は『日本書紀』、『出雲国風土記』、そして平安時代編纂の『延喜式神名帳』に記載の古社。
その年に実った稲穂を榊(さかき)に掛けて穂掛榊(ほかけさかき)を作り、神前には新米でつくった御神酒、新玄米の焼米を三宝に供えます。

海上行列では、満艦飾の氏子供船数隻が一列に並んで御座船を曳航し、18:00(煙火打上)〜一ツ石での稲穂と甘酒を捧げて豊作豊漁祈念の神事が執り行なわれます。
その後、御座船は夕方に西揖屋の灘に到着し、御神輿は陸船(神幸丸)に遷り、19:00頃〜西揖屋交差点、揖屋駅前を経て揖夜神社まで陸路約1㎞を名物の鈴成提灯をつけ練り歩きます。
揖夜神社に還御と同時に、奉賛花火が打ち上げられます。

揖夜神社『穂掛祭』|松江市
開催日時 毎年8月28日
所在地 島根県松江市東出雲町揖屋2229
場所 揖夜神社
電車・バスで JR揖屋駅から徒歩10分
ドライブで 山陰自動車道東出雲ICから約2.5km
駐車場 10台/無料
問い合わせ 揖夜神社 TEL:0852-52-6888
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ