京都だけでなく、奈良観光にも力を入れるJR東海は、第7回目となる『いざいざ奈良』キャンペーンをスタート。今回は飛鳥(あすか)編で、「いざ、いざ 飛鳥」というセリフから始まるテレビCMも2025年4月1日(火)に放送開始。古代日本の原点・飛鳥を巡るー歴史の謎に知的好奇心がかきたてられる旅!がテーマです。
テレビCMの放送は、首都圏・静岡エリアなどで


『いざいざ奈良 飛鳥編』は、2026年の世界遺産登録(「飛鳥・藤原」)を目指し、ユネスコへの推薦が決まった今注目のエリア「飛鳥」を舞台に、古代日本の原点としての歴史ロマンの詰まった飛鳥への誘(いざな)い。
「ここは、まち全体が巨大な遺跡のようだ。謎に満ちた日本誕生の地に、1400年の想像をめぐらせていました。奈良は、行くからおもしろい」
と、今回も旅人・鈴木亮平が、かつて都が置かれ日本の政治・文化の中心地として栄えた飛鳥を巡ります。
奈良県明日香村にある石舞台古墳(いしぶたいこふん)、酒船石遺跡(さかふねいしいせき)、牽牛子塚古墳(けんごしづかこふん)と、古代遺跡を旅します。
有名な石舞台古墳は、古墳の墳丘部が失われ、巨大な天井石を使った横穴式石室が露出したもの。
飛鳥時代、まさに律令制が始まろうとする7世紀初頭の古墳で、蘇我馬子(そがのうまこ)の墳墓の可能性が大。
『日本書紀』、『古事記』によれば、蘇我馬子は聖徳太子と協力し、冠位十二階、十七条憲法を制定、遣隋使派遣などの業績を残しています。
酒船石遺跡は巨大で不思議な花崗岩の遺物で、庭園の一部なのか、祭祀的な施設なのか定かでありません(酒の醸造に使用されたという言い伝えから酒船石と呼ばれています)。
牽牛子塚古墳は、律令制の始まった7世紀中頃〜8世紀初頭築造の八角墳。
女帝・皇極天皇(重祚して斉明天皇、天智天皇、天武天皇の母)の陵墓ではないかと推測されています。
有名な朝鮮半島での白村江の戦い(はくすきのえのたたかい)の時の天皇です。
今回の飛鳥編ではTVCM やポスターで何を取り上げるか、その企画会議から鈴木亮平が参加しているとのこと。
企画会議では取り上げるスポット候補について活発な議論がなされ、鈴木亮平の好奇心や疑問が爆発、悩みながらも候補を絞ったとのことで、CMをじっくり楽しんでから、飛鳥へ旅立ちましょう(企画会議の様子はメイキング動画も用意)。


旅人・鈴木亮平からのメッセージ
「本当に素晴らしい場所です。色んな楽しみ方ができるなと思います。奈良に来るとどうしてもお寺、神社を回って、木造の建築物を観ることが多いと思います。飛鳥まで足を伸ばそうかなと旅行のプランを立てる時に悩む方もいらっしゃると思うんですが、ぜひ飛鳥、来てみてください。他の奈良の文化とは全く違う古代の魅力が溢れています。そして、できれば、ガイドさんにお話しを聞いていただきたいです。知れば知るほど、奥深い楽しみ方ができると思います。また、ただ自然に癒されに行こう、というだけでも、素敵かなと思います。ここに来て、自然に癒されて、少し古代のロマンに触れて、奈良の他のエリアも観て、満喫して帰っていただくというのも、素敵な過ごし方なんじゃないかなと思います。飛ぶ鳥の飛鳥で、皆さんをお待ちしております。」
撮影秘話
「楽しみ方が無限大にあるのが飛鳥のいいところ。今行って欲しいです。」
- 「飛鳥は謎だらけ。この比較的狭い地域に国際的な都があって、日本を統治していたことを想像するのがもう面白い」と、かつて都があった場所で史跡の楽しみ方を教えてくれました。
- 撮影期間中に「飛鳥・藤原の宮都」が世界文化遺産の国内推薦候補に選定されたことを聞き、登録前の今こそ、この素朴な風景を見に行って欲しい!とオススメされていました。
- 企画会議で資料を見た瞬間に「行きたいっ!」と声が出ていたレストランが明日香村の「Da terra(ダ テッラ)」。大和野菜や飛鳥の旬な野菜をふんだんに使った料理が気になったそうです。撮影で実食するとその美味しさに衝撃を受けたようで「この料理を食べただけで奈良に恋するんじゃないか」と表現されていました。
- レストラン「Da terra(ダ テッラ)」の一品は、他のどこでも見たことがないような野菜が入っていた、どんな高性能なカメラでも伝わらない美しさ。しかも美味しい。これを食べにだけ飛鳥にくるのもありかなと、その美しさと味を表現していました。
- 石室のなかに足を踏み入れることができる石舞台古墳。高身長の鈴木亮平さんでもその大きさ、広さに驚いていました。内部をじっくり見ることができるので、石室内の構造や石の削られ方から当時の知恵や技術レベルについて想像を巡らせていました。
- 酒船石ではその不思議な模様が描かれた岩を見ながら、ガイドさんの説明を聞くシーンを撮影しましたが、撮影カットがかかってからも 2人の考察はずっと続き、休憩しながらも話が尽きることはありませんでした。

ⒸJR東海
協力/いざいざ奈良PR事務局
『いざいざ奈良』キャンペーン飛鳥編スタート | |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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