瀬戸内海歴史民俗資料館

瀬戸内海歴史民俗資料館

香川県高松市にある瀬戸内海歴史民俗資料館は、香川県立ミュージアムの分館で、瀬戸内海とその周辺の民俗、歴史、考古に関する資料を収集展示するミュージアム。瀬戸内海を一望する景勝地・五色台の大崎山の山上、大崎山園地に建つ石積みの建物はヨーロッパの古城を思わせる造り。

瀬戸内海とその周辺の民俗、歴史、考古を解説

瀬戸内海歴史民俗資料館
第1展示室・1階 「瀬戸内海の昔の漁業とその用具」

設計は当時の香川県建築課課長・山本忠司氏。
昭和50年に日本建築学会賞を受賞、平成10年には公共建築百選に選定されています。

常設展示は、「海のくらしと祈り」、「海の道・瀬戸内海」、「船のルーツを考える」、「塩飽の石工用具」、「槍屋と讃岐の農具」などのテーマで、瀬戸内のさまざまな漁法や船、江戸時代に全国の8割を生産した塩などを詳しく解説。
「瀬戸内海およびその周辺地域の漁労用具」2843点と「瀬戸内海およびその大工道具」2813点が、国の重要有形民俗文化財に指定されています。

第一民俗収蔵庫の屋上は展望台になっており、瀬戸内海を眺望。
中庭には四国遍路の最初の道案内書『四国遍路道指南』(しこくへんろみちしるべ)を世に出した僧・真念が願主となり遍路道に建てられた道標や丁石も展示されているのでお見逃しなく。

瀬戸内海歴史民俗資料館
名称 瀬戸内海歴史民俗資料館/せとないかいれきしみんぞくしりょうかん
所在地 香川県高松市亀水町1412-2
関連HP 香川県観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR高松駅からタクシーで25分
ドライブで 瀬戸中央自動車道坂出北ICから約19.7km
駐車場 30台/無料
問い合わせ 瀬戸内海歴史民俗資料館 TEL:087-881-4707/FAX:087-881-4784
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
大崎山園地

五色台・大崎山園地展望台

2018年9月5日

 

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