栗林公園・群鴨池

栗林公園・群鴨池

香川県高松市にある国の特別名勝が栗林公園(りつりんこうえん)。大正2年に整備開園した北庭にある栗林公園最大の池が群鴨池(ぐんおうち)で、その名の通り、江戸時代には藩主の鴨猟の場所だった池。池の南側には鴨場として鴨引堀、小土手、小覗などが復元されています。

藩政時代には藩主の鴨猟の場だった池

北庭は、明治末に整備され、大正2年に開園した部分ですが、北門は藩主の出入りに使われていた門で、北庭にある芙蓉池、そして水路でつながる群鴨池(ぐんおうち)もその大きさなどの形状は往時のままです。

明治末期の改修時に、群鴨池には春島、夏島、秋島、冬島が造成され、毘沙門天祠がある多聞島と合わせ5つの島が浮かんでいます。

讃岐国高松藩10代藩主・松平頼胤(まつだいらよりたね=幕末の藩主)は、鴨猟の邪魔になるという理由で、群鴨池(ぐんおうち)周辺の栗の木を3本だけ残して伐採してしまったという逸話が残されています。

栗林公園・群鴨池
栗林公園園内図
栗林公園・群鴨池
名称 栗林公園・群鴨池/りつりんこうえん・ぐんおうち
所在地 香川県高松市栗林町1-2-16
関連HP 栗林公園公式ホームページ
電車・バスで JR栗林公園北口駅から徒歩3分、または、ことでん栗林公園駅から徒歩10分
ドライブで 高松自動車道高松中央ICから約6km
駐車場 栗林公園東門駐車場(30台/有料)・栗林公園北門前駐車場(32台/有料)
問い合わせ 香川県栗林公園観光事務所 TEL:087-833-7411/FAX:087-833-7420
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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