野田院古墳

野田院古墳

香川県善通寺市善通寺町にある古墳が、野田院古墳。王墓山古墳(おうはかやまこふん)、宮が尾古墳などとともに有岡古墳群として国の史跡に指定。古墳の町ともいわれる香川県善通寺市には400基を超える古墳が残されていますが、野田院古墳は3世紀後半という古墳時代前期に築かれた前方後円墳です。

卑弥呼(ひみこ)が君臨した古墳時代前期の前方後円墳

樽池のほとりの大型案内板を起点に、大麻山(おおさやま/標高616.3m=南東側は金毘羅のある象頭山に続く山並み)への林道を走ると、標高400mの高所、直径200mの窪地に野田院古墳があります。
隣接して善通寺市の大麻山キャンプ場があるので目印になります。

墳丘長44.5m(前方部23.5m、後円部21m)、前方部の高さ1.6mで、後円部は石(安山岩)だけを2mの高さに積んだ積石塚(つみいしづか)となっています。
卑弥呼(ひみこ)が君臨した古墳時代前期、前方後円墳が出現した草創期に築かれた古墳で、日本国内最古の形状を示した貴重なもの。

平成9年からの発掘調査で、堅穴式石室のほかにもうひとつの石室が発見され、ガラス玉や鉄剣、土師器(はじき)などが出土、古墳の周囲からは壺型土器が数多く出土しています。
弥生時代の特徴を有した副葬品であることから、古墳時代への過渡期の造営であることがわかります。

野田院の名は、中世、古墳近くに野田ノ院という山岳仏教寺院があったから(石垣が現存)。

善通寺市は4月29日を「古墳の日」に定め、普段は入ることのできない王墓山古墳、宮が尾古墳の横穴式石室内部、野田院古墳の墳丘などを一般公開しています。

野田院古墳
名称 野田院古墳/のだいんこふん
所在地 香川県善通寺市善通寺町2830-196(大麻山)
関連HP 善通寺市観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR善通寺駅からタクシーで20分
ドライブで 高松自動車道三豊鳥坂ICから約10km、善通寺ICから約22km
問い合わせ 善通寺市 生涯学習課 TEL:0877-63-6328
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
王墓山古墳(有岡古墳群)

王墓山古墳(有岡古墳群)

古墳の町ともいわれる香川県善通寺市には400基を超える古墳が残されています。大麻山山麓に築かれた王墓山古墳(おうはかやまこふん)、宮が尾古墳、野田院古墳などの6基の古墳は有岡古墳群として国の史跡に指定。古墳群の中心に位置する王墓山古墳は、6

 

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