香川県高松市女木町、「鬼の島」としてPRされる女木島(めぎじま)の玄関港、女木港(めぎこう)の防波堤の突端にある灯台が、おにの灯台(女木港鬼ケ島防波堤灯台)。全国各地にあるデザイン灯台の中でも鬼と金棒(灯台)をかたどったものはもちろんここだけで、平成10年10月31日に設置されたものです。
鬼の灯台が、桃太郎の岡山を睨む!
高松港と女木島(雌)、男木島(雄)を結ぶ雌雄島海運のフェリーが就航し、通常は高松港(20分)〜女木港〜(20分)〜男木港というルートで航海。
おにの灯台(女木港鬼ケ島防波堤灯台)は、白色で、平均水面上から灯火まで、7.5m、地上から頂部まで、2.56m、光度は62カンデラ、光達距離4.5海里(9km)となっています。
体重9t、台座には男木島灯台にも使われている有名な庵治石を使用。
桃太郎の出身地・岡山の方角を向いているという芸が細かい部分もお見逃しなく。
女木港の防潮堤には冬季(12月〜翌3月)を除いて『瀬戸内国際芸術祭』の参加作品である、『カモメの駐車場』(木村崇人・きむらたかひと=「地球と遊ぶ」をテーマに作品を制作)も展示されています。
雌雄島海運のフェリーが出航する高松港には、総ガラス張りの玉藻防波堤灯台「せとしるべ」(高松港のランドマークとして日本航路標識協会が設計)があり、入出港時にデザイン灯台を船上から見学できます。
おにの灯台(女木港鬼ケ島防波堤灯台) | |
名称 | おにの灯台(女木港鬼ケ島防波堤灯台)/おにのとうだい(めぎこうおにがしまぼうはていとうだい) |
所在地 | 香川県高松市女木港鬼ケ島防波堤 |
電車・バスで | JR高松駅から徒歩5分の高松港から雄雌島フェリーで20分、女木港下船 |
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