鹿児島神宮『初午祭』|霧島市|2020

鹿児島神宮『初午祭』

2020年2月16日(日)9:30~16:00、鹿児島県霧島市の鹿児島神宮で『初午祭』(はつうまさい)が行なわれます。約500年の歴史をもつ初午祭。旧暦1月18日を過ぎた最初の日曜日に齋行され、鈴かけ馬の踊りと踊り連の舞を鹿児島神宮に奉納し、牛馬をはじめ家畜の安全や多産・五穀豊穣・家内安全を祈願するもの。

南九州に春の訪れを告げる伝統行事

室町時代の天文年間(1532年〜1555年)、真言宗の僧・日秀上人(にっしゅうしょうにん/紀伊国・那智から補陀落渡海を行ない、琉球に漂着し、金武観音寺を創建。その後薩摩国に渡り坊津・一乗院、国分・正護寺、大隅国・三光院を開山)、島津貴久(しまづたかひさ)、正八幡宮神官・桑幡氏の3人が、一夜に同じ馬頭観音の霊夢を見て、馬頭観音堂を建て、牛馬守護、五穀豊穣を祈ったのが由来で、夢告を受けたのが旧暦1月18日だったといわれています。

実際には、鹿児島神宮周辺の農家が五穀豊穣などを祈願して馬を連れて参拝したのが次第に発展したと推測できます(当時は農耕馬とともに参詣することは一般的でした)。

鈴かけ馬の踊りは、馬に鈴が連なった胸飾り、花などで飾った鞍を付け、鐘、太鼓、三味線などの音楽に合わせて足踏みさせる「踊り」。
農耕馬が主体の時代には、飼い主は馬に踊りを仕込んでこの日に備えたのだとか。
現在でもその準備、仕込みには1ヶ月を費やすのだとか。
鹿児島神宮境内と参道を会場に、現在でも地元有志が用意した20頭以上の踊り馬が出場し、布や花で飾った踊り鞍・初鼓、御幣を付けた米俵を背負った鈴かけ馬が、囃子と馬方の手綱さばきに合わせてステップを踏みます。
国の選択無形民俗文化財に指定されています。

毎年、県内外から20万人もの参詣者が訪れ、家内安全、五穀豊穣、厄払いなどを祈願する伝統行事となっていますが、馬主などの高齢化により、存亡の危機を迎えています。

小雨決行(周辺の道路は交通規制が実施され混雑します。なるべく公共交通機関の利用を)。

鹿児島神宮『初午祭』|霧島市
開催日時 2020年2月16日(日)9:30~16:00
所在地 鹿児島県霧島市隼人町内2496-1
場所 鹿児島神宮
関連HP 鹿児島神宮公式ホームページ
電車・バスで JR隼人駅から徒歩10分
ドライブで 東九州自動車道隼人東ICから約4.6km
駐車場 350台/無料
問い合わせ 鹿児島神宮社務所 TEL:0995-42-0020/FAX:0995-43-7797
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
鹿児島神宮

鹿児島神宮

鹿児島県霧島市隼人町内(はやとちょううち)にある古社、鹿児島神宮。大隅国一之宮で、平安時代編纂の『延喜式神名帳』に鹿児嶋神社と記され、大社に列せられています。社伝によれば、神武天皇の御代に、天津日高彦火火出見尊(あまつひこひこほほでみのみこ

 

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プレスマンユニオン編集部

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