3年に一度の『掛川大祭』|2024

2024年10月11日(金)〜10月14日(月・祝)、掛川市で『掛川大祭』が開催。掛川祭(かけがわまつり)は、掛川市で10月第2週に行なわれる7社41町の合同祭。つまりは掛川城下のお祭りです。3年に一度(数え年で4年に一度=丑・辰・未・戌年)大祭(おおまつり)が斎行されますが、2024年は大祭の年で、三大余興も披露されます。

江戸時代に創始された掛川城下7社41町の祭礼

旧掛川町の龍尾神社(たつおじんじゃ)・神明宮・利神社(とがみさま)、旧大池村の池辺神社・津島神社・白山神社・貴船神社の7社41町によって行われる合同祭。宝暦年間(1751年〜1763年)には獅子舞が行なわれおり、現存最古の祭り屋台が購入されたのが嘉永2年(1849年)なので、幕末には現在のような祭礼が斎行されていたという歴史ある祭礼です。

戦前の『掛川祭』は、『衣裳祭り』と呼ばれ、歌舞伎舞踊を源泉とする格調高い祭りでした。
現在もその流れを踏襲し、芸能の祭として有名で、各町参加者が「かっぽれ」「奴さん」「おいとこ」などの舞踊を披露。

祭り屋台は、全国的にも珍しい「御所車型」と呼ばれる二輪屋台で、囃子の締太鼓は屋台正面の出高欄(擬宝珠高欄)で演奏されます。

3年に一度の『掛川大祭』では、江戸時代からの「獅子舞からかんまち」、総勢200人で操る日本一の大きさをの「大獅子」(仁藤町)、明治時代に考案された「奴道中」(西町)の三大余興も披露されます。

日程は
10月11日(金)18:00〜21:00=衣裳祭りと屋台
10月12日(土)9:00〜21:00=「獅子舞からかんまち」)、「奴道中」(いずれも昼間のみ)、衣裳祭りと屋台
10月13日(日)9:00〜21:00=「獅子舞からかんまち」、「大獅子」、「奴道中」(いずれも昼間のみ)、衣裳祭りと屋台
10月14日(月・祝)9:00〜21:00=「獅子舞からかんまち」、「大獅子」、「奴道中」(いずれも昼間のみ)、衣裳祭りと屋台

祭典期間中は交通規制のため、市街地への車の乗り入れができないので注意が必要。掛川駅周辺の有料駐車場を利用。

3年に一度の『掛川大祭』では大獅子も登場
3年に一度の『掛川大祭』|2024
開催日2024年10月11日(金)〜10月14日(月・祝)
所在地静岡県掛川市
場所掛川駅周辺
関連HP掛川市公式ホームページ
電車・バスでJR・天竜浜名湖鉄道掛川駅から徒歩すぐ
ドライブで東名高速道路掛川ICから約2km
駐車場掛川駅周辺の有料駐車場を利用/交通規制のため大手門駐車場は利用不可
問い合わせ掛川市商業観光課 TEL:0537-21-1149/FAX:0537-21-1212
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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