『みをつくし料理帖』の酒粕汁を作ってみよう!

戦後の日本で一番最初に造石全量を純米酒に変えた酒蔵が、埼玉県の蓮田市にあります。
埼玉というとあまり日本酒のイメージがありませんが、実は小さいながらもキラリと光る酒蔵が多いのです。

「酒粕を見て、酒を買え」

いい酒蔵を見極める方法のひとつに、
「自慢の酒粕をチェックする」という取材者のワザがありますが、
純粋アルコールを添加した三増酒が主流の時代に純米酒オンリーを打ち出した神亀酒造の酒粕は、
「料理を引き立て、食事をすることに新しい喜びをもたらすもの」という神亀酒造のポリシーを充分に反映しています。

神亀酒造自慢の銘酒の数々

神亀酒造自慢の銘酒の数々

2月16日の蓮田取材で、「しぼりたて神亀純米酒粕」を入手
酒粕は、酒造りの際、醪(もろみ)と呼ばれる発酵した柔らかい固形物を絞った後の絞り粕のこと。
発酵の過程で、醪のなかで溶けきれなかった米粒や麹(こうじ)、酵母(こうぼ)、清酒成分が混じっているので、文句なしの栄養食品というわけです。

ヘルシー&アンチエージングの酒粕

酒粕をお湯に溶いた甘酒が「飲む点滴」といわれるのも栄養価がある証ですね。

案外知られていないんですが、
「糖尿病・高血圧・心筋梗塞・アレルギー・ガン予防・アトピー・肌荒れ・シミ・シワ・ダイエット・うつ病・老化防止・ストレス緩和にもいいんです」(神亀酒造)
とのこと。
加えて神亀酒造の酒粕は、コンクールの栄誉にも輝く純米酒の製造工程でできるため、無添加で混じりっ気なし。つまりは「究極の酒粕」というわけなのです。

そんな「究極の酒粕」を手に入れたのですから、いろいろ活用しない手はありません。
まずは、酒粕を使った料理の代表格である「粕汁(かすじる)」に挑戦してみました。
単なる粕汁では、芸がありませんし、「究極の酒粕」が泣いちゃいます。

『みをつくし料理帖』の酒粕汁

そこで今回は、時代小説『みをつくし料理帖』(原作・高田郁/テレビ朝日のドラマスペシャルで主人公の澪を北川景子が熱演)に登場の、「ほっこり酒粕汁」を作ってみました。

(1)羅臼昆布と、枕崎のかつお節で出汁(だし)をとります。
(2)出汁に大根、人参、こんにゃくを入れて、柔らかくなるまでカタコト煮ます。
(3)その間に、すり鉢で酒粕100gをすります。鍋からとった出汁100ccを加えながら、滑らかになるまで混ぜ合わせます。
(4)先ほどの鍋に塩鮭(塩分が多いと仕上がりが塩辛くなるのでご注意を)、油揚げ、ネギを加え、すり鉢で滑らかにした酒粕を加えます。
(5)ここに酒(大さじ1)、味噌(30g)、醤油(大さじ1)を加え、ひと煮立ちさせれば完成です。

酒粕汁

 

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