見沼元圦公園

見沼元圦公園

埼玉県行田市、利根大堰(とねおおぜき)のたもとにある見沼元圦公園(みぬまもといりこうえん)。見沼代用水の元圦(取水口)一帯を整備した、南北に細長い1.7haの公園です。園内にはシンボルの風車塔をはじめ、アスレチック遊具や展望塔、花壇などが配され、ゲートボール場なども整備されています。

見沼代用水の取水口周辺が公園に

見沼代用水は、埼玉県内と東京都足立区にかかる延長85kmの農業用水路で、見沼元圦で利根川から取水が行なわれていました。
公園があるのは、利根川の支流、福川から取水された北河原用水と利根大堰から取水した見沼代用水に挟まれた南北に細長い区域です。

享保13年(1728年)、徳川幕府による新田開発の目的で開削されたもので、往時は運河としても利用され、舟運も盛んでした。
取水地を当時の下中条村に定めたのは、利根川の水深が年間を通して一定で、堤の決壊がないなどの条件が揃っていたから。

昭和43年、利根大堰の建設によってこの見沼元圦も廃止され、その跡地が親水公園として生まれ変わったのです。

見沼元圦公園
名称 見沼元圦公園/みぬまもといりこうえん
所在地 埼玉県行田市須加・下中条
関連HP 行田市公式ホームページ
ドライブで 東北自動車道羽生ICから約12.8km。または、関越自動車道花園ICから約26km
駐車場 25台/無料
問い合わせ 行田市市民生活部防災安全課 TEL:048-556-1111
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

利根大堰

利根川中流部(利根川河口から154km地点)に位置する利根大堰(とねおおぜき)。昭和44年から運用が開始された全長約500m、12の水門からなる可動堰で、取水された水は、見沼代用水、埼玉用水、武蔵水路などに分水。1号魚道を使った「大堰自然の

見沼代用水西縁

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見沼代用水東縁

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