毎年4月29日13:00〜16:00、滋賀県米原市の坂田神明宮で『蹴り奴振り』が行なわれます。坂田神明宮の春の例祭で、享保18年(1733年)、彦根藩主・井伊直惟(いいなおのぶ)が坂田神明宮を修造し、参詣したときの大名行列を模倣したもの。山津照神社(武家奴)、福田寺(公家奴)とともに「近江の三奴振り」のひとつ。
坂田神明宮は「元伊勢」と呼ばれる古社
坂田神明宮は、垂仁天皇の皇女・倭姫命(やまとひめのみこと)が天照大神の奉祭地を求めていた際に居住したと伝えられる地で、その後伊勢に移ったことから、「元伊勢」とも伝えられています。
江戸時代には彦根城の鬼門鎮護の神としても尊崇され、社殿造営の際、彦根藩主、家老、代官らの参拝行列の先払いが「蹴り奴」だったというわけです。
大正6年に当時を偲んで再現されたもの。
奴は先頭から、伊達箱4人、大鳥毛2人、小鳥毛2人、槍2人、立傘2人、台傘2人、長刀2人、陣羽織1人の17名で構成されています。
駐車場がないので公共交通機関の利用を。
坂田神明宮『蹴り奴振り』 | |
開催日時 | 毎年4月29日13:00〜16:00 |
所在地 | 滋賀県米原市宇賀野83-2 |
場所 | 坂田神明宮 |
関連HP | 米原市公式ホームページ |
電車・バスで | JR琵琶湖線坂田から徒歩3分 |
ドライブで | 北陸自動車道米原ICから約4.7km |
駐車場 | なし |
問い合わせ | 米原観光協会 TEL:0749-58-2227/FAX:0749-58-1197 |
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