タンギョの滝

タンギョの滝

鹿児島県奄美市住用町、奄美大島にある九州最大の滝といわれるのが、落差104mというタンギョの滝。正確に計測されたことがないため、あくまでも落差は非公式の数値。タンギョとは奄美の島口(方言)で滝を意味する言葉。滝対岸の林道(悪路)に展望所が設けられています。

これまで九州一の落差を誇った滝も、今では2位に

住用川途中の断崖に落下するタンギョの滝。
滝近くまで到達するには、沢登りの装備と経験が必要なためガイド同行でアプローチが必要。

奄美大島東海岸線(奄美市名瀬小湊地内、小湊漁港、和瀬漁港からともに船で15分~20分)で、令和3年に写真家浜田太さんが巨大滝を発見(国土地理院の地形図には滝マークはなく、高度差200mの断崖が連続)。
奄美市が現地測量調査に協力し、落差は181mと公式発表しています。
地元では、フツブルという集落があったことから「フーチブルの滝」、和瀬集落では「ナナタンの滝」と呼ばれてきました。
というわけで、九州における滝の落差ツートップは、本島や屋久島でなく、奄美大島にあることに。

タンギョの滝
名称 タンギョの滝/たんぎょのたき
所在地 鹿児島県奄美市住用町大字神屋
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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