来宮神社『大楠祭』|熱海市

来宮神社・大楠祭

毎年5月5日、静岡県熱海市の來宮神社(来宮神社/きのみやじんじゃ)で『大楠祭』が執り行なわれます。御神木の大楠は、樹高約20m、幹周り約24mで、推定樹齢2000年以上! 全国第2位の巨樹(環境省の調査)で、国の天然記念物にもなっていますが、『大楠祭』はその新緑の時季に齋行。

巫女舞の『大楠の舞』を奉納

来宮神社・大楠祭

古くは木宮明神、来宮大明神とも称した熱海市の來宮神社(来宮神社)。

環境省が行なった巨樹・巨木林調査では「蒲生の大クス」(鹿児島県)に次いで全国第2位の巨樹が來宮神社の大楠。
天然記念物の大楠が新葉を付け、生命力に満ちあふれる5月に執り行なわれます。
優雅な巫女舞の『大楠の舞』や笛伶会和太鼓演奏などを奉納。
境内では、池田社中の野点が催されます。

來宮神社境内のオープンカフェ茶寮「報鼓」、直営「お休み処」ではオリジナルの「来福スウィーツ」も用意されています。
來宮神社によれば、「大楠には、幹を一周すると寿命が1年のびる、心に願いを秘めながら一周すると願い事が叶うという伝説がある」とのこと。
「常緑樹である楠の木は、新葉が成長し、親の葉は、子の葉の成長を見届けて落ちていきます。つまり子孫の繁栄、国家の弥栄を象徴しているのです」(來宮神社)。
この巨木のパワーに、ぜひ、おすがりしようではありませんか。

来宮神社『大楠祭』|熱海市
開催日時 毎年5月5日11:00〜
所在地 静岡県熱海市西山町43-1
場所 来宮神社
関連HP 來宮神社公式ホームページ
電車・バスで JR来宮駅から徒歩5分/来宮駅は伊東線の駅で東海道本線の駅はないのでご注意を。熱海駅から伊豆箱根バス熱海梅園・十国峠方面行き利用となります
問い合わせ 来宮神社 TEL:0557-82-2241/FAX:0557-82-2242
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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