来宮神社の大楠(阿豆佐和気神社の大クス)

710(和銅3)年創建という熱海の古社が来宮神社(來宮神社・きのみやじんじゃ)。その境内にある大楠は、幹周り23.90mで、日本第2位の巨樹。国の天然記念物としての名称は「阿豆佐和気神社の大クス」(あずさわけじんじゃのおおくす)となっていますが、天然記念物指定時(昭和8年)阿豆佐和気命神社(式内社)を名乗っていたため。

本州ナンバーワン、全国2位の巨木を見学

本殿裏にある大楠は、蒲生のクス(蒲生八幡神社/鹿児島県姶良市/幹周り24.22m)に次ぐ、ナンバー2の巨木。
多くの巨木は九州にありますが、温暖ということもあって、熱海でスクスク育っています。
一周すると寿命が1年延びるとか、願い事が叶うなどと信仰されてきました。

かつては、境内に7本の大楠が聳えていましたが、嘉永年間(1848年~1853年)、熱海村と網代村の間で漁業権について争いが勃発。
訴訟費を捻出のために5株を伐採してしまいました。

残された2本は、「白髪の老翁が現れて立ち塞がり、樵夫の持つ大鋸を2つに折ってどこかへ消えた」ため、神木とされたと旧記に記されています。

来宮神社の社名も、「木の宮」という巨木信仰の可能性もありますが、御神体が漁師が拾い上げたご神木という漂着由来の名前と推測されています。

来宮神社の大楠(阿豆佐和気神社の大クス) DATA

名称 来宮神社の大楠(阿豆佐和気神社の大クス)/
きのみやじんじゃのおおくす(あずさわけじんじゃのおおくす)
所在地 静岡県熱海市西山町43-1
関連HP 來宮神社公式ホームページ
電車・バスで JR来宮駅から徒歩5分
ドライブで 西湘バイパス石橋ICから約20km
駐車場 15台/無料
問い合わせ TEL:0557-82-2241/FAX:0557-82-2242
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

日本の巨木 ベスト10

2017.10.24

 

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