横浜みなと博物館

横浜みなと博物館


神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目、日本丸メモリアルパークにあり、安政6年(1859年)開港の横浜港の歴史を解説するミュージアムが、横浜みなと博物館。展示テーマは「歴史と暮らしのなかの横浜港」で、「横浜港の歴史」ゾーン、「横浜港の再発見」ゾーンという2大ゾーンに分かれた常設展示を実施。

横浜港の開港以降の歴史を詳しく紹介するミュージアム

横浜みなと博物館

「横浜港の歴史」ゾーンは、開港前後の横浜、近代港の建設、関東大震災と復興、戦争と接収、高度経済成長と港の整備、コンテナ輸送時代の到来、そして現代の横浜港の7つに分かれ、ペリー来航、神奈川(横浜)開港以来の歴史を詳しく紹介しています。

開港当時の波止場の荷役風景が描かれた歌川広重(3代)の『横浜海岸通之図』が展示される「開港前後の横浜」、関東大震災の被害と復興などを詳しく紹介し、見ごたえも十分です。

「横浜港の再発見ゾーン」では横浜港のふ頭、帆船日本丸と船員養成、姉妹港・友好港・貿易協力港との交流などを紹介。
帆船日本丸の歴史や総帆展帆を迫力ある大型映像で体験できるVR(バーチャルリアリティ)シアター「みなとカプセル」、「埋立と築港の技術と歴史」の展示室も併設され、充実した内容になっています。
横浜港を再現した映像の中で小型船の操縦が体験できるシミュレーター「横浜港操船シミュレーター」も人気。

博物館1階のフリーゾーンにはミュージアムショップがあり、港や船に関するグッズを販売。
横浜みなと博物館の屋上は海を眺める園地となっており、芝生広場も広がり、爽やか。
入口のあるアリーナ側には国の重要文化財に指定される「帆船日本丸」が係留されていますが、そのドックは、旧横浜船渠株式会社第一号船渠で、こちらも国の重要文化財。

隣接して日本丸シーカヤックパーク、タワー棟(展望棟)、京浜フェリーボートの水上バスが発着するピア日本丸桟橋、ボート遊びのできる横浜港ボートパークがあります。

横浜みなと博物館
名称 横浜みなと博物館/よこはまみなとはくぶつかん
所在地 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-1-1
関連HP 帆船日本丸・横浜みなと博物館公式ホームページ
電車・バスで JR・横浜市営地下鉄桜木町駅から徒歩5分
ドライブで 首都高速横羽線みなとみらいランプ
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 横浜みなと博物館 TEL:045-221-0280/FAX:045-221-0277
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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