栢山駅

栢山駅

神奈川県小田原市にある小田急電鉄小田原線の駅が、栢山駅(かやまえき)。昭和2年4月1日開業で、各駅停車のみ停車。直通列車がないため、新宿方面に向かう場合には、新松田駅で急行・快速急行への乗り換えが必要。小田急線屈指の難読駅名としても知られています。

二宮尊徳生家、「尊徳記念館」への最寄り駅

明治22年の町村制施行以前は、相模国足柄上郡栢山村で、南の富水駅(とみずえき)との間には「尊徳記念館」があります。
実は、栢山村は、江戸時代の農村改革の指導者として名高い、二宮尊徳(二宮金次郎)の生誕地。
二宮尊徳生家と隣接する「尊徳記念館」への最寄り駅が栢山駅なのです(徒歩15分)。


「栢」は「柏」(かしわ=)の異体異構の字ですが、「かや」と読ませる場合は、イチイ科の常緑高木、榧の異体。
かえ(榧)がかやへと転訛した推測できるので、小田原市内にも総世寺のカヤなどカヤの大木があることから、カヤが多かったのかもしれません。
加山、香山の転訛とする説もあり、地名の由来は定かでありません(中世には栢山郷として存在)。

栢山駅
名称 栢山駅/かやまえき
所在地 神奈川県小田原市栢山2636
関連HP 小田急電鉄公式ホームページ
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
小田急電鉄 難読駅名

小田急電鉄 難読駅名 5選

戦前は箱根方面に行くことを「小田急で逃げる」(西條八十作詞の『東京行進曲』)とも称した小田急電鉄。小田原急行鉄道が前身ですが、意外に難読駅名は少なく、経堂(きょうどう)なども候補ですが、小田原線から狛江駅、秦野駅、栢山駅、江ノ島線から六会日

 

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