五斗長垣内遺跡

五斗長垣内遺跡

兵庫県淡路市黒谷にある弥生時代の集落遺跡が、五斗長垣内遺跡(ごっさかいといせき)。発掘調査では23棟の竪穴建物跡が出土し、そのうち12棟で鉄器づくりが行なわれていたことが判明、100点を超える鉄製品、石製鍛冶工具類なども発見され、国の史跡に指定されています。

弥生時代後期の鉄器生産遺跡

弥生時代後期の最大規模の鉄器製造の集落遺跡で、東西500m、南北100mの規模。
弥生時代後期の1世紀頃、およそ100年間にわたってムラが営まれたことがわかっています。
集落というよりも鉄器製作に特化した特異な遺跡で、弥生時代後期に石器生産から鉄器生産へと変遷したことがよくわかり、鉄器文化を畿内に先駆けて取り入れたことを示す貴重な遺跡。
五斗長垣内遺跡の鉄器づくりの最盛期は2世紀の後半なので、邪馬台国の誕生直前、クニとクニの争いが絶えない時代に、鉄器を生産した工房群です。

不思議なことに、邪馬台国の誕生とともに、工房集落は忽然と消え、農地整備がきっかけで発掘調査が行なわれるまで、地下に眠り続けていました。

瀬戸内海の舟運で先端技術が伝播したことが背景にあり、また資材を導入し、完成した鉄器を搬出するのにも舟運が活用されたと推測できます。

淡路島の国生み神話の背景には、邪馬台国誕生につながる鉄器生産があるのかもしれません。

遺跡内には鍛冶工房建物などが復元されるほか、五斗長垣内遺跡活用拠点施設も整備されています。

五斗長垣内遺跡
名称 五斗長垣内遺跡/ごっさかいといせき
所在地 兵庫県淡路市黒谷1395-3
関連HP 淡路市公式ホームページ
ドライブで 神戸淡路鳴門自動車道北淡ICから約3.5km
駐車場 12台/無料
問い合わせ 五斗長垣内遺跡活用拠点施設 TEL:0799-70-4217/FAX:0799-70-4217
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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