神奈川県横須賀市汐入町、潜水艦や軍艦ウォチングのポイントとしても知られるヴェルニー公園。公園内に立つ胸像が小栗上野介忠順像です。海軍力を増強し、軍艦を造るための近代的な造船所建設に尽力したのが『逆賊の幕臣』・小栗上野介忠順(おぐりこうずけのすけただまさ)です。
目線は、横須賀製鉄所があった地に

旗本で新潟奉行・小栗忠高(おぐりただたか)の子、小栗忠順。
勘定奉行、江戸町奉行、外国奉行を歴任、文久3年(1863年)、上野介に遷任されたため、小栗上野介と通称されています。
嘉永6年(1853年)、ペリーの浦賀来航、そして翌年の日米和親条約締結と、鎖国から開国へと動く激動の時代、安政7年(1860年)には、日米修好通商条約批准のため米艦ポーハタン号で渡米し、地球を一周して帰国し、知見を広めています。
帰国後は勘定奉行、軍艦奉行等を務め、横須賀製鉄所建設に尽力していますが、造船所建設の技術的な役割は、フランソワ・レオンス・ヴェルニーが担っています。
横須賀製鉄所があった場所は、米海軍横須賀基地内のため、ヴェルニー公園にヴェルニー記念館を設置、公園内に小栗上野介忠順とヴェルニーの胸像を並んで配置し、その偉業を賛えています。
胸像は、大正11年9月27日(9月27日は横須賀製鉄所の鍬入れ式日)に初代の像が諏訪公園で除幕(戦時中に金属供出)、昭和27年に市役所前公園のセメント像をもとに、内藤春治が改鋳し(像高66cm、台座高150cm)、臨海公園に移設、さらに平成12年度にヴェルニー公園へと移されたもの。
台座は大正時代の建立時のものを使用しているので、「大正十一年九月二十七日除幕」と記されています。
なお、小栗忠順は、大政奉還後の戊辰戦争で、新政府に対して徹底抗戦を主張したために役職を解かれ、領地の上州群馬郡権田村(現・群馬県高崎市倉渕町)に隠棲しますが官軍により斬首となっています。

| NHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』主人公! 小栗上野介忠順像(ヴェルニー公園) | |
| 名称 | 小栗上野介忠順像(ヴェルニー公園)/おぐりこうずけのすけただまさぞう(ゔぇるにーこうえん) |
| 所在地 | 神奈川県横須賀市汐入町1-1 |
| 関連HP | ヴェルニー公園公式ホームページ |
| 電車・バスで | JR横須賀駅からすぐ。京急汐入駅徒歩5分 |
| ドライブで | 横浜横須賀道路横須賀ICから約5km |
| 駐車場 | 6台/有料 |
| 問い合わせ | 三笠公園管理事務所 TEL:046-824-6291/FAX:046-825-4440 |
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