高知城・山内一豊像

高知城の玄関(大手)にあたる追手門から入城した高知県立図書館前に立つのが、土佐藩の初代藩主山内一豊(やまうちかつとよ)の騎馬銅像、山内一豊像。平成8年9月20日、山内一豊の祥月命日(しょうつきめいにち)に再建除幕されたもので、高さ4.32m、重さ3.6トン、台座5.08mの巨大なブロンズ鍛造青銅色仕上げの像です。

桂浜にある坂本龍馬の銅像と並ぶ本山白雲の代表作

総高9.4mは、騎馬像としては、皇居前の楠木正成像を上回る、国内最大クラスの像になっています。
桂浜にある坂本龍馬の銅像、室戸岬の中岡慎太郎像などを手がけた銅像作家、本山白雲(もとやまはくうん)の手によるもの。

もともとは、大正元年、高知藤並神社境内に建立したもので、本山白雲の代表作にもなっていましたが、戦時下の昭和19年に金属供出。
平成8年に高知城公園に復元されたもの(本山白雲は昭和27年没)。

山内一豊
尾張国葉栗郡黒田(現・愛知県一宮市木曽川町黒田)の黒田城に生誕。
秀吉の配下となり、1570(元亀元)年9月の姉川の戦いで初陣を果す。
その後、長浜城主、掛川城主に。
1600(慶長5)年には五大老の徳川家康に従って会津の上杉景勝の討伐に参加し、下野国小山における軍議(小山評定)で諸将が東軍西軍への去就に迷う中、真っ先に家康への忠誠と掛川城明け渡しを誓って、関ヶ原の合戦後、土佐藩の藩主に。
1605(慶長10)年、高知城にて病死。墓所は高知市天神町・日輪山真如寺の山内家墓所。
高知城・山内一豊像
名称 高知城・山内一豊像/こうちじょう・やまうちかつとよぞう
所在地 高知県高知市丸ノ内1-2-1
関連HP 高知城公式ホームページ
電車・バスで とさでん交通で高知城前下車、徒歩10分
ドライブで 高知自動車道高知ICから約5.5km
駐車場 高知公園駐車場(65台/有料)
問い合わせ 高知城管理事務所 TEL:088-824-5701/FAX:088-824-9931
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

高知城(高知公園)

2017年9月17日

 

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