薬王寺(四国八十八ヶ所霊場第23番札所)

美波町にある薬王寺は、四国八十八ヶ所霊場第23番札所で22番の平等寺からは3ヶ所の峠を越える行程。この薬王寺まで巡礼すれば阿波国23ヶ所「発心の道場」を終えたことになります。奈良時代に行基が開基したと伝わる古刹で、815(弘仁6)年、空海(弘法大師)が42歳の厄除けの祈願のため薬師如来像を刻んで厄除けの道場に。

一年を通して参拝者の絶えない古刹

高野山真言宗の別格本山で、本尊は厄除薬師如来。
空海は、山腹より湧き出た霊泉を見つけていますが、これが現在の薬王寺温泉。
医王山という山号、薬王寺という寺号は、まさに妙薬をもって人々を救済する意。

現存する本堂は、明治41年の再建。
大師堂は1820(文政3)年の建立。

仁王門をくぐると、33段の「女厄坂」、続いて42段の「男厄坂」があります。
厄年の人は厄銭を落としながら登るのが習わし。

本堂右にはさらに高さ29m、上方が四角、下方が円筒形の瑜祗塔(ゆぎとう)へと続く石段が61段あり、「還暦の厄坂」といわれています。
昭和38年建立の瑜祗塔2階の展望台からは美しい日和佐の町や海岸を眼下に。
瑜祗塔の地下には、薬師如来と結縁する戒壇巡りも用意されています。

境内には吉川英治著『鳴門秘帖』、司馬遼太郎著『空海の風景』に登場した石碑も。
四国一の厄除け道場だけに今も年間百万の人が参詣に訪れ、宿坊も備わっています。
 

薬王寺(四国八十八ヶ所霊場第23番札所) DATA

名称 薬王寺(四国八十八ヶ所霊場第23番札所)/やくおうじ
所在地 徳島県海部郡美波町奥河内寺前285-1
関連HP 四国八十八ヶ所霊場会公式ホームページ
電車・バスで JR日和佐駅から徒歩10分
ドライブで 神戸淡路鳴門自動車道鳴門ICから国道11号・55号を室戸方面へ63km
駐車場 350台/無料
問い合わせ TEL:0884-77-0023/FAX:0884-77-1486
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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