金刀比羅宮『桜花祭』

金刀比羅宮『桜花祭』

毎年4月10日、香川県琴平町の金刀比羅宮で『桜花祭』が齋行されます。金刀比羅宮が鎮座する象頭山(ぞうずさん)が桜色に染まる4月10日に開かれる神恩感謝の祭礼。9:30〜神職が冠に桜の花を差し、巫女は桜の枝を手に持ち、行列をなして大門から御本宮まで優雅に進みます。

平安時代に隆盛した鎮花祭に由来

金刀比羅宮『桜花祭』

本殿では「大和舞」(やまとまい)、「八少女舞」(やおとめまい)が奉納されます。

ルーツは、平安時代に盛行したという鎮花祭。
当時、陰暦3月の桜が散るころに疫神が分散して疫病が流行。
疫病を鎮遏(ちんあつ)するために行疫神(ぎようやくじん)で、鎮疫神の大神(おおみわ)、狭井(さい)の2神を祀る宮中の神事が行なわれました(『はなしずめのまつり』)。

金刀比羅宮『桜花祭』
開催日毎年4月10日
所在地香川県仲多度郡琴平町琴平892-1
場所金刀比羅宮
関連HP金刀比羅宮公式ホームページ
電車・バスでJR、ことでん琴平線琴平駅から石段上り口まで徒歩5分
ドライブで高松自動車道善通寺ICから約7.5kmで町営駅前西駐車場
駐車場タイムズ琴平こんぴら前駐車場(121台/有料)・町営駅前西駐車場(46台/有料)・町営駅東駐車場(37台/有料)
問い合わせ金刀比羅宮社務所 TEL:0877-75-2121/FAX:0877-75-2125
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

金刀比羅宮

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金刀比羅宮・本宮

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