十三仏公園

十三仏公園

熊本県天草市天草町、天草西海岸の天草灘に臨む十三仏崎(じゅうさんぶつざき)の断崖上にある展望公園が十三仏公園。十三仏崎から北の下田温泉にかけて5kmほど続くダイナミックな海岸線、妙見浦を一望にする絶景の地で、仏教の十三仏信仰(十三仏霊場)に由来する岬名です。

妙見浦を一望にする絶景の地

十三仏公園

十三仏公園内には、昭和7年8月、この絶景を愛でた与謝野鉄幹・与謝野晶子夫妻の詩碑も立っています。
「天草の 十三仏の山に見る 海の入日と むらさきの波」(与謝野鉄幹)
「天草の 西高浜のしろき磯 江蘇省より 秋風ぞ吹く」(与謝野晶子)

妙見浦沿いに続く国道389号はサンセットラインと呼ばれ、文字通り夕日の名所。

十三仏崎の先端には高浜灯台が建っていますが、地元の人は十三仏灯台と呼んでいますが、国土地理院の地形図には十三仏崎という地名はなく、突端の磯に上大瀬と記されています。
灯台の名も、地形図上に岬の名がないことから、高浜港への出入りを守ることから高浜灯台と名付けられているのです。

ちなみに十三仏という仏教的な岬名は、この岬に冥界の審理に関わる十三の仏(不動明王、釈迦如来、文殊菩薩、普賢菩薩、地蔵菩薩、弥勒菩薩、薬師如来、観音菩薩、勢至菩薩、阿弥陀如来、阿閦如来、大日如来、虚空蔵菩薩)を祀っている御堂があるから。
十三仏信仰は、室町時代に起こった故人を偲び、冥福を祈る死者供養の信仰です。
現在の十三仏堂は、明治時代に建立されたもの。

キリスト教、潜伏キリシタンのイメージの強い天草ですが、北極星または北斗七星を神格化した妙見菩薩に由来する妙見浦、そして十三仏崎と仏教的な地名が残されているのです。

十三仏公園
名称 十三仏公園/じゅうさんぶつこうえん
所在地 熊本県天草市天草町高浜北
関連HP 天草宝島観光協会公式ホームページ
ドライブで 鬼池港から約33km。本渡港から約31km
駐車場 31台/無料
問い合わせ 天草市観光文化部文化課 TEL:0969-32-6784
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
妙見浦

妙見浦

熊本県天草市、天草西海岸の代表的な景勝地で、国の名勝、天然記念物に指定されるのが妙見浦。高さ20m~80mの海食崖の断崖が4kmにわたって連続し、ぽっかりと穴の空いた海食洞門も。南側に突き出した岬にある十三仏公園、北側の鬼海ヶ浦展望所(きか

 

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