マゼノミステリーロード

熊本県阿蘇市西湯浦のミルクロード入口から、南小国町西部の国道212号線のからかさ松付近までを横断する平成22年の開通した基幹農道、阿蘇・南小国両地区農免道路の愛称が、マゼノミステリーロード。阿蘇外輪山の北側、ゆるやかな斜面を走る農道ですが、沿線に押戸石の丘があるのが名の理由。

阿蘇外輪山の北側を走る広域農道

基幹農道として開通した道ですが、観光的な活用も考慮されて、公募によりマゼノミステリーロードという名が付けられているもの。
マゼノとは、馬の背の意で、一帯の景観を表す地名。
古代文字（ペトログラフ）が刻まれているともいわれる押戸石の丘が沿線にあるのでミステリーロードというネーミングもぴったりです。

令和2年7月3日夜から4日朝にかけての豪雨（熊本県内初となる「大雨特別警報」発令の熊本豪雨、南小国町で545.0mmの雨量を記録）の被害を受けましたが、令和5年3月27日に再開通しています。

路面凍結する冬季は通行止めとなります。

ミルクロード

熊本県阿蘇市の阿蘇外輪山の尾根上を走る絶景のドライブルートがミルクロード。正式名は熊本県道339号（北外輪山大津線）で、途中にはかぶと岩展望所、北山展望所（西湯浦園地展望所）があります。放射冷却する秋から冬の朝には阿蘇カルデラが雲海に隠れる

かぶと岩展望所

熊本県阿蘇市、阿蘇外輪山を走るミルクロードと呼ばれる熊本県道339号（北外輪山大津線）沿いの展望所が、かぶと岩展望所。ここからの阿蘇五岳の眺めもお釈迦様の寝姿に似た涅槃（ねはん）像。大観峰とは外輪山の頂を走る菊池阿蘇スカイライン（県道12号

押戸石の丘

熊本県南小国町、阿蘇北外輪山の一角、大小数百個の巨石が散らばる草原の丘（標高845.1m）が押戸石の丘。巨石群で最大の石が高さ5.5m、周囲15.3mの押戸石。古代に祭祀的なことが行なわれた可能性はあるものの、人為的に配置された列石遺構とは