京佃煮舗やよい

京佃煮舗やよい

京都府京都市東山区祇園(ぎおん)、八坂神社の南門前にあるちりめん山椒(さんしょう)の老舗、京佃煮舗やよい。吟味したちりめんじゃこを酒で蒸し、実山椒をふんだんに混ぜて香りをつけ、みりん、しょうゆ、酒で炊きあげたものが「おじゃこ」(やよいの「おじゃこ」とはちりめん山椒のこと)。

はんなりした味わいの「おじゃこ」は、絶品!

京佃煮舗やよい
八坂神社、高台寺に近い、散策途中の買い物にも絶好の立地(下河原通沿い)

調理人だった中西勝司さんが、重労働で体を壊した際、鍋ひとつでおいしいものが作れないかと、昭和57年に創業したのが、京佃煮舗やよい。
当初は、祇園の路地奥にある自宅の玄関脇に机を置いて、2代目となる息子の中西良仁さんらとパックに詰めて対面販売したのが始まりで、味にうるさい祇園の茶屋、芸者、常連などへと評判も広がり、平成6年には現在の本店を出店するまでに発展したのです。

「美味しい物は素材がすべて」という信念で、今も手作業でちりめん山椒を仕上げています。
宮崎、徳島産のしらす、丹波産の実山椒と素材にも創業以来のこだわりが。

ちりめんじゃこ(カタクチイワシの稚魚)は手作業で混じった小魚、海老、海草まどを取り除き、実山椒に濃口、減塩、薄口の3種の醤油、蔵に特注したオリジナルの日本酒、味醂、家傳のたれを加えて煮上げたものが「おじゃこ」。
ちりめんじゃこのサイズはやや大きめ、少し柔らかめのものを選び、わざわざおじゃこ用に醸造する日本酒をたっぷり使い、蒸し上げるように炊き上げるため、ふっくらと柔らかく炊きあがるのだとか。

もともと京都では各家庭でちりめん山椒をつくっていたという伝統がありましたが、今では購入するものに。
京佃煮舗やよいの「おじゃこ」は、山椒が主張しすぎない、上品な味。
「おじゃこ」紙箱入りなら家庭用に最適です。
「おじゃこ」以外にも山椒昆布(昆布ふくめ煮)「おこぶさん」、手軽な「ごぼうさん」などがあり、オンラインショップでの購入も可能。

京佃煮舗やよい
京佃煮舗やよい
名称 京佃煮舗やよい/きょうつくだにほやよい
所在地 京都府京都市東山区下河原通八坂鳥居前下ル上弁天町439
関連HP 京佃煮舗やよい公式ホームページ
電車・バスで 京阪電鉄祇園四条駅から徒歩10分
ドライブで 名神高速道路京都東ICから約8km
駐車場 提携駐車場あり
問い合わせ 京佃煮舗やよい TEL:075-561-8413
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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