三千院

三千院

京都市の妙法院、青蓮院と並ぶ天台宗三門跡(門跡=皇族や、貴族の子弟が法統を伝えている寺)のひとつが大原の里にある三千院(三千院門跡)。最澄(さいちょう)が比叡山東塔に円融房と称した堂を建立したしたのが起こり。明治4年に現在地に移っています。

四季折々の美しさを放つ天台宗の名刹

三千院門跡
三千院門跡
三千院門跡
三千院門跡
三千院門跡

客殿周囲の聚碧園(しゅうへきえん)と、宸殿から往生極楽院を眺める有清園(ゆうせいえん)の2つの池泉回遊式庭園は桜、紅葉の名所として有名。
初夏は奥の院にあるアジサイも美しく咲き誇ります。

往生極楽院阿弥陀堂は12世紀に建立された御堂で重要文化財。
内部の船底天井や壁には極楽の花園を極彩色で描いています。
単層入母屋造柿葺(たんそういりもやづくりこけらぶき)で、本尊の阿弥陀如来像を中心に観世音菩薩、勢至菩薩が安置されます。
いずれも大和座り(正座)をしているという珍しいもの。
本尊のの阿弥陀如来像、脇侍のの観世音菩薩、勢至菩薩の三尊は、勢至菩薩像像内の銘文から平安時代末期の久安4年(1148年)の造立と判明し、国宝。
ちなみに、この往生極楽院阿弥陀堂は、明治になって、洛外・大原に三千院が移った際にその境内に取り込まれています。

観音堂の脇木立の中にある石庭二十五菩薩慈眼の庭は、25菩薩を配して、補陀落浄土(ふだらくじょうど)に模しています。
往生極楽院南側、弁天池脇には石彫刻家・杉村孝によるわらべ地蔵が配されています。

永六輔作詞、いずみたく作曲、デューク・エイセスが歌ったご当地ソング『女ひとり』は、三千院、高山寺、大覚寺の三つの寺院が登場し、とくに「♪京都 大原 三千院」の歌い出しで、この三千院が一躍有名に。
昭和40年に発売され、三千院は大型観光バスが列をなす賑わいとなったとか。

三千院門跡
三千院門跡
三千院
名称 三千院/さんぜんいん
所在地 京都府京都市左京区大原来迎院町540
関連HP 三千院公式ホームページ
電車・バスで 地下鉄烏丸線国際会館前駅から京都バス22分、大原下車、徒歩10分で山門
ドライブで 名神高速道路京都南ICから約23km
駐車場 三千院門前観光駐車場・大原駐車場/有料
問い合わせ 三千院 TEL:075-744-2531
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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