城南宮

城南宮

延暦13年(794年)、平安京遷都に際し、国常立尊(くにのとこたちのみこと)、八千矛神(やちほこのかみ=大国主命おおくにぬしのみこと)、息長帯日売命(おきながたらしひめのみこと=神功皇后じんぐうこうごう)を合祀し、桓武天皇が創建したという京の古社が城南宮で、御所の裏鬼門を守護する役割があります。

京の裏鬼門を守護する社は、熊野詣の道中の安全祈願の社

城南宮

「春の山」のしだれ梅

城南宮

美しい庭園

城南宮の建つ地は、朱雀大路(すざくおおじ)の延長線上にあり、鴨川と桂川の合流地点で、山陽道も通る交通の要衝。
平安京の表玄関に当たる交通の要衝で景勝の地だったことから貴族の別荘が建てられ、平安時代の末には白河上皇が鳥羽離宮(城南離宮)を造営して院政を行なっています。

平安の末から熊野詣(くまのもうで)が盛んになると、旅立ちに際して道中の安全祈願をする社として白河上皇や鳥羽上皇の崇拝を受け、以後、方除け、道中安全の祈願所としても有名になりました。

現在の本殿は、昭和53年の再建ですが、平安時代後期の様式を今に伝えています。
社殿を取り囲むように配された神苑「楽水苑」(「平安の庭」、「室町の庭」、「桃山の庭」、「春の山」、「城南離宮の庭」)は、中根金作による昭和の名庭。
『源氏物語』に登場するほとんどの植物が植栽され、「源氏物語花の庭」と呼ばれています。

境内に湧く「菊水若水」は伏見の名水の一つ。
社殿の西に広がる「春の山」には、150本のしだれ梅が植栽され、毎年2月中旬〜3月下旬に『しだれ梅と椿まつり』が行なわれています。

城南宮

楽水苑内にある「平安の庭」は、平安時代の貴族の邸宅にあった庭園を復元したもの。
池を備え、遣水(やりみず)という小川が流れています。

4月29日と11月3日の14:00から平安時代さながらに『曲水の宴』(きょくすいのうたげ)が行なわれています。
まず、平安時代の装束を身につけた歌人たちが遣水の流れに沿って座に着き、川上に控えた水干(すいかん)姿の童子が朱塗りの盃にお神酒を注ぎ、羽觴(うしょう)という鴛鴦(おしどり)を象った台に載せて流す。
琴の音が響くなか、歌人は和歌を一首詠み、短冊にしたため、前を流れてくる羽觴を取り盃の酒を戴く。
まさに平安時代を彷彿する歌会で、当日は、楽水苑も無料で公開されています。

4月第2金・土・日曜の3日間には『方除大祭』、7月1日~7日には『車の茅の輪くぐり』も行なわれています。

城南宮 3つのチェックポイント

平安京遷都に際して創建した古社
御所の裏鬼門を守護
方除け、道中安全の祈願所として名高い

城南宮 DATA

名称 城南宮/じょうなんぐう
Jonangu Shrine
所在地 京都府京都市伏見区中島鳥羽離宮町7
関連HP 城南宮公式ホームページ
電車・バスで 地下鉄烏丸線竹田駅・近鉄京都線竹田駅から徒歩15分
ドライブで 名神高速道路京都南ICからすぐ
駐車場 城南宮駐車場(200台/無料)
問い合わせ TEL:075-623-0846/FAX:075-611-0785
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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