蛤御門

蛤御門

京都御苑の外郭九門のひとつが蛤御門(はまぐりごもん)で、正式名は新在家御門(しんざいけごもん)と呼ばれ常に閉ざされていましたが、宝永5年(1708年)に起こった宝永の大火の際(火災については諸説あり)に庶民救済のために初めて開門されたことから 「焼けて口開く蛤」にたとえられ「蛤御門」と呼ばれるようになりました。

幕末ではこの門で薩長が激突する蛤御門の変が勃発

蛤御門

元治元年7月19日(1864年8月20日)の蛤御門の変(長州藩士と御所を守備する会津藩・薩摩藩の激突、禁門の変とも)では、一帯が主戦場となり、その最大の激戦地だったのが蛤御門で、今でもその時の弾痕が残っています。
この蛤御門の変以降、長州藩は「朝敵」となり、第一次長州征討が行なわれますが、坂本龍馬などの仲介もあって、京で薩長同盟が結ばれ、時代は大きく動いていきます。

明治10年〜明治16年の大内保存および京都御苑整備事業で30mほど西に移設され、門の向きも、西向きではなく、もともとは南を向いて建てられていました。

蛤御門
蛤御門
名称 蛤御門/はまぐりごもん
Hamaguri-gomon Gate
所在地 京都府京都市上京区京都御苑
関連HP 環境省ホームページ
電車・バスで 地下鉄烏丸線丸太町駅から徒歩10分
ドライブで 名神高速道路京都南ICから約9km
駐車場 中立売西駐車場(250台/有料)などを利用
問い合わせ 京都御苑管理事務所 TEL:075-211-6348/FAX:075-255-6433
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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