京都府京都市西京区、西山の中腹に位置し、京都市街地と比叡山を一望にする善峯寺(よしみねでら)で、数多くの堂宇のうち、国の重要文化財に指定されるのが、多宝塔。元和7年(1621年)の建立、檜皮葺き(ひわだぶき)で、本尊に愛染明王(あいぜんみょうおう)を安置しています。
善峯寺に現存する最古の建築物
高さは12mですが、石積みの基壇の上に建ち、下層には組高欄を付した縁を巡らせた軽快優美な姿です。
「造立元和七辛酉三月吉日」と記された棟札から建立した年が明らかで、現存する山内最古の建築物になっています。
棟札も附(つけたり)として国の重要文化財に指定。
善峯寺・多宝塔 | |
名称 | 善峯寺・多宝塔/よしみねでら・たほうとう |
所在地 | 京都府京都市西京区大原野小塩町1372 |
関連HP | 善峯寺公式ホームページ |
電車・バスで | JR向日町駅・阪急京都本線東向日駅から阪急バスで32分(東向日駅からは28分)、善峯寺下車、徒歩3分。またはJR向日町駅・阪急京都本線東向日駅からタクシーで20分 |
ドライブで | 京都縦貫自動車道沓掛ICから約6.7km、大原野ICから約6km。紅葉シーズンなど小塩三叉路にてマイカーの進入制限実施 |
駐車場 | 150台/有料 |
問い合わせ | 善峯寺 TEL:075-331-0020/FAX:075-332-8342 |
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