万座温泉のスキー滑走コースに登場！　「ロングロングチュービング」で遊ぼう

実は2025年、万座温泉が話題を呼んでいます。2024年の秋、万座スキー場のリフトなどの銅線ケーブルが盗難するという被害を受け、万座温泉のスキー場は、縮小して営業。それを逆手に取って誕生したのが「ロングロングチュービング」で、万座プリンスホテルなども意外に手頃な料金で宿泊できるのです。

ノンスキーヤーも楽しめる2025年の万座温泉

万座プリンスホテルは、これまでウインターシーズンがオンシーズン、グリーンシーズンがオフシーズンのイメージでしたが、今年はスキー場リフトの制御装置に使われていた銅線ケーブルなど大量の金属が盗まれたため、大幅な営業縮小に追い込まれ、リフト1基で初級コースだけの営業になっているのです。
つまりは、盗難で5基のリフトのうち4基が動かせなくなってしまったのです。
「スキー以外で楽しんでもらえる企画を用意したい」ということで誕生したのが、2025年1月17日（金）営業開始の「ロングロングチュービング」。
ゲレンデ滑走面（最大斜度20°、平均斜度13°）の一部に造成した滑走距離約600m、高低差78mのスキーコースをチュービンで滑走するもの。

営業中のスノーフィールド内には「かまくら」や「巨大雪山」を増設し、ファミリーやインバウンドの雪見客などにも対応するとのこと。
これまで映画『私をスキーに連れてって』（ホイチョイ・プロダクション原作、原田知世主演／1987年11月21日公開）の舞台として、万座温泉スキー場、万座プリンスホテル、万座温泉ロッジが使われたことでも分かる通り、万座温泉といえばスキーのイメージでしたが、2025年は脱スキーで、ノンスキーヤー対策が充実。

スキー滑走用「どうぶつの森コース」の一部をスノーシューエリアとして開放するほか、ガイドと一緒にスキー場のコースを巡るプランでは本格的なスノーシューハイキングを楽しむこともできます。
牛池遊歩道周辺や語らいの森をスノーシューで歩くライトコースも用意され、「動物の足跡を探したり野鳥のさえずりを聞いたり、自然を体感できます」（万座プリンスホテル）。

万座プリンスホテルも2名で宿泊し、2食付き（夕朝食ともブッフェ）で平日ひとり1万2000円程度〜あり、お手頃料金でおすすめです。
しかも軽井沢駅南口より宿泊者限定で無料送迎バス（大型の観光バス）が運行され、雪道のドライブも不要です（土・日曜などには運転されません／予約が必要）。
なお、万座高原ホテルは今冬に関しては営業を休止していますが、石庭露天風呂は人気があるため営業を続行（外来入浴ができるほか、万座プリンスホテル宿泊者は利用可能）。

■ロングチュービング！

リフトに乗ってゲレンデにあるロングチュービングコースを爽快に滑走。
利用料金：小学生以上1回1500円、幼児は利用不可
営業時間：11:00～14:00

スノーシュー体験

コース：牛池遊歩道周辺
所要時間：9:30.～90分間ほど
料金：1名4500円（ガイド料、レンタル付き）
実施日：2025年1月26日（日）～3月23日（日）の毎週日曜（2月23日を除く）

Manzaスノーフィールド

入場料金：小学生以上1800円、未就学児1000円、3歳未満無料
営業時間：9:00～16:00

星空観賞会

万座プリンスホテルをはじめ、万座温泉の各宿に宿泊した人が対象。
参加費：無料
時間：19:30～20:00
開催日：2025年1月19日（日）、26日（日）、2月1日（土）、15日（土）、22日（土）、3月1日（土）、8日（土）、22日（土）