七ヶ宿町水と歴史の館

七ヶ宿町水と歴史の館

宮城県刈田郡七ヶ宿町、七ヶ宿ダムのダム湖・七ヶ宿湖の湖畔を走る国道113号沿いにある道の駅七ヶ宿に併設の資料館が七ヶ宿町水と歴史の館。羽州街道・山中通小坂越の7宿のうち、七ヶ宿ダムの建設で湖底に水没した渡瀬宿などの集落、七ヶ宿の歴史などを紹介しています。

水没した渡瀬宿を知り、七ヶ宿町の歴史を辿る

仙台藩領内を通る羽州街道・山中通小坂越に設置された7つの宿場(上戸沢・下戸沢・渡瀬・関・滑津・峠田・湯原)が七ヶ宿という地名、そして現在の町名の由来。
秋田、庄内、弘前、松山、本荘、山形、 天童、新庄、亀田、上田、黒石、長沢、矢島など出羽以北の13藩の大名がこの羽州街道・山中通小坂越を参勤交代に利用し、滑津宿の本陣、安藤家の建物が現存しています。

そんな歴史がある七ヶ宿ですが、七ヶ宿ダムの建設で渡瀬宿がダム湖に水没し、仙台市の水道を支える水源の町にもなっています。
七ヶ宿町水と歴史の館は、七ヶ宿町の歴史を探る歴史民俗資料館で、湖底に沈んだ縄文時代から平安時代の小梁川遺跡(こやながわいせき)発掘調査、近世の七ヶ宿街道、さらには水源の町としての役割までを解説するミュージアムになっています。
小梁川遺跡からは、大型住居跡2軒を含む竪穴住居跡35軒、貯蔵穴197基、設土器遺構30基、墓壙8基、配石遺構2基、そして土坑は600基以上の縄文時代の遺構が発掘されています。

また、「古山高麗雄の世界」コーナーでは、七ヶ宿町にゆかりのある芥川賞作家、古山高麗雄(ふるやまこまお=七ヶ宿村が父の故郷)の作品や遺品を展示しています。

道の駅七ヶ宿一帯は、面積28haの七ヶ宿ダム自然休養公園が整備され、ドライブ途中の休憩スポットとして絶好。

七ヶ宿町水と歴史の館
名称 七ヶ宿町水と歴史の館/しちかしゅくみずとれきしのやかた
所在地 宮城県刈田郡七ヶ宿町上野8-1
関連HP 七ヶ宿町観光サイト
ドライブで 東北自動車道国見ICから約20km。または、白石ICから約26km
駐車場 500台/無料
問い合わせ 七ヶ宿町水と歴史の館 TEL:0224-37-2739/FAX 0224-37-2739
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
七ヶ宿ダム(七ヶ宿湖)

七ヶ宿ダム(七ヶ宿湖)

宮城県刈田郡七ヶ宿町、羽州街道の七ヶ宿(上戸沢・下戸沢・渡瀬・関・滑津・峠田・湯原)脇を流れる白石川を堰き止めた宮城県最大のダムが七ヶ宿ダム(しちかしゅくだむ)。ダム湖は七ヶ宿湖で、「ダム湖百選」にも選定。国道113号沿いにある美しいロック

七ヶ宿ダム自然休養公園

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宮城県刈田郡七ヶ宿町、一級河川・阿武隈川水系白石川を堰き止めた七ヶ宿ダムの湖畔に整備された公園が七ヶ宿ダム自然休養公園。堤高90mというロックフィルダムによって生まれたダム湖は仙台市の水がめの一つになっています。面積28haという公園は、国

道の駅七ヶ宿

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