三春の滝桜　満開予想＆渋滞回避の2023最新情報

根尾谷の淡墨桜（うすずみざくら＝岐阜県本巣市）・山高神代桜（山梨県北杜市）と並んで「日本三大桜」、さらには東の横綱桜といわれる三春の滝桜（福島県田村郡三春町）。毎年、満開の日を目指して多くのカメラマンや旅人が集まります。その数、なんと30万人! そのお花見のノウハウを伝授しましょう。

Q いつ頃行けばいいのでしょうか？

近年の開花日は、
2022年　満開4月12日　咲き始めから散り始め4月8日〜4月15日
2021年　満開4月1日　咲き始めから散り始め3月30日〜4月10日
2020年　満開4月7日　咲き始めから散り始め4月1日〜4月14日
2019年　満開4月16日　咲き始めから散り始め4月8日〜4月22日
2018年　満開4月6日　咲き始めから散り始め4月2日〜4月14日
2017年　満開4月19日　咲き始めから散り始め4月14日〜4月23日
2016年　満開4月10日　咲き始めから散り始め4月4日〜4月14日
2015年　満開4月14日　咲き始めから散り始め4月4日〜4月19日
2014年　満開4月17日　咲き始めから散り始め4月11日〜4月24日
2013年　満開4月14日　咲き始めから散り始め4月7日〜4月19日
2012年　満開4月27日　咲き始めから散り始め4月23日〜4月30日
2011年　満開4月22日　咲き始めから散り始め4月15日〜4月27日
2010年　満開4月21日　咲き始めから散り始め4月13日〜4月27日

みはる観光協会ホームページに最新の開花状況が掲載されています。

Q なぜ滝桜と呼ばれるのでしょう？

エドヒガン系の紅枝垂桜（ベニシダレザクラ）で、日本三大桜のひとつ。国の天然記念物の指定名称は「三春滝ザクラ」となっています。
「三春町の大字（おおあざ）滝、つまりは滝地区にあるからとも、枝振りが立派で流れ落ちる滝のように咲き匂うからともいわれています」
「三春という町の名も、梅・桃・桜の花がほぼ同時に咲き、三つの春が同時に来るから三春と呼ばれるようになりました」
とは、三春町観光協会の解説です。

A というわけで滝地区で滝のように咲くから！

三春町内には1万本以上の桜があり、そのうち約2000本がシダレザクラ。
日本さくらの会の「日本さくらの名所100選」に、「三春町のシダレザクラ」として選定されています。
平成22年度に「三春滝桜観桜料徴収条例」を制定され、見学にあたっては300円必要（中学生以下は無料）。

Q 混む時間帯は何時ですか？

地元の新聞社などに話を聞くと、
「例年、満開になる頃はインターから大渋滞。とくに動かないのが正午頃」
とのことで、郡山東ICから滝桜は8kmほどしかありませんが、3時間ほどかかる危険が。
（毎年30万〜50万人の人出がありますが、満開近くの土日には数万人の人出となります）
「土・日曜を避けること、混雑が予想される日には三春町運動公園から運転されるシャトルバスを利用すること」
（三春町観光協会）との解説です。