掛川市の城下町横須賀で『三熊野神社大祭』

御前崎市の高松神社、掛川市入山瀬の小笠神社、掛川市大須賀のそして三熊野神社が「遠州の熊野三山」。
701(大宝元)年創建という古社・三熊野神社は、遠州と熊野という黒潮文化の結びつきをも感じさせます。
そんな三熊野神社の大祭は老中まで務め、江戸暮らしが長かった藩主・西尾忠尚(にしおただなお)が、横須賀で創始した祭り。

『江戸天下祭』を今に伝える貴重な祭

2017年4月7日(金)~4月9日(日)、城下町・横須賀(掛川市)で『三熊野神社大祭』。

天和年間(1680年頃)、横須賀藩第2代藩主・西尾忠尚が当時の『江戸天下祭』(てんかまつり=神田・山王両祭礼)の祭り文化を城下へ伝え、以来、三百数十年にわたり子々孫々と受け継がれてきた伝統の祭りです。
13台の祢里(ねり=山車)が、『三社祭礼囃子』(静岡県無形文化財指定第1号・昭和30年)の名調子と「シタッ!シタッ!」の掛け声とともに、城下町・遠州横須賀を練り歩きます。
曲目は、大間(おおま)、屋台下(やたした)、馬鹿囃子(ばかばやし)の道中囃子三曲と、昇殿(しょうてん)、鎌倉(かまくら)、四丁目(しちょうめ)の三曲からなる役太鼓。
祢里の上では演奏に合わせて「ひょっとこ」や「おかめ」が面白おかしく舞い踊ります。
祢里は、「一本柱万度型」という江戸屋台の古い伝統を残し、江戸の天下祭の古い形を残している貴重な祭礼です。
三熊野神社大祭
 

【静岡・浜松・伊豆情報館MEMO/遠州の熊野三山】

三熊野神社は、文武天皇の勅令で701(大宝元)年に創建したと伝わる古社です。
祭神は熊野三山から勧請されたという伊邪那美命、速玉男命、事解男命の3柱。
御前崎市の高松神社、掛川市入山瀬の小笠神社とともに「遠州の熊野三山」と称されています。
三熊野神社を熊野本宮大社、高松神社を熊野早玉大社、小笠神社を熊野那智大社と定めて分霊を勧請したものです。
文武天皇の皇后が懐妊したとき、皇子誕生を願い、それが叶ったため熊野権現を勧請したといわれ、現在も子授けの神様として有名です。

掛川市「三熊野神社大祭」 DATA

開催日 2017年4月7日(金)~4月9日(日)
開催地住所 静岡県掛川市西大渕5631-1
開催場所 三熊野神社周辺
地図
電車・バスで JR袋井駅からバス秋葉中遠線横須賀方面行きで25分、新横須賀下車
ドライブで 東名高速道路袋井ICから20分、掛川ICから20分、菊川ICから30分
駐車場 大須賀支所職員駐車場(40台)、大須賀中央公民館駐車場(50台)、横須賀城跡入口駐車場(80台)、大須賀給食センター駐車場(30台)、横須賀城三の丸駐車場(300台/交通規制区域内で祢里優先のため日曜14:00〜16:00は通行不可となる)/無料
問い合わせ 大須賀観光協会TEL0537-21-1149

 

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