宮崎県宮崎市の青島は、国の特別天然記念物に指定される「青島亜熱帯性植物群落」で有名です。青島島内の自然は厳しく保護され、植物の採取などは禁じられていますが、学術研究、自然教育の場として設置されたミュージアムが島の本土側にある宮交ボタニックガーデン青島です。
亜熱帯性植物茂る、世界最北の地を実感!
宮交ボタニックガーデン青島の園内には、ビロウをはじめ、ヤシ、ソテツ、ハイビスカスなど約600種2万5000本の熱帯・亜熱帯植物を観賞することができます(青島にはビロウに代表される亜熱帯性植物が27種ありますが、亜熱帯性植物が自生している島としては、地球上で最北に位置しています)。
外苑には青島に自生するビロウ、フェニックス、女王ヤシ、ナツメヤシなど17種類にも及ぶヤシ科の植物を植栽、正門にはアコウ並木が続いています。
ガラス張りの熱帯植物観賞大温室には大王ヤシやマンゴー、パパイヤ、ピンポンノキなどの果樹が茂り、見応えがあります。
熱帯果樹温室では、パイナップル、パパイヤ、スターフルーツなどの果実が実る様子も見学可能。
園内にあるパラボラチョカフェでは、波の音をBGMに宮崎県産完熟マンゴーを使用したスムージーやパフェ、宮崎県産完熟パパイアスムージー、宮崎県産日向夏フレッシュジュースなどを味わうことができます。
宮交ボタニックガーデン青島管理事務所では、レンタサイクルの貸し出しも実施。
昭和30年頃、青島では貴重な亜熱帯性植物の盗掘が頻発し、研究者などの立ち入りも困難な状況になりました。
そうした問題を解決するために、昭和40年4月、対岸に設置されたのが宮崎県立青島亜熱帯植物園です。
平成28年3月にリニューアルされ、ネーミングライツ制度で宮交ボタニックガーデン青島になっています。
宮交ボタニックガーデン青島(宮崎県立青島亜熱帯植物園) | |
名称 | 宮交ボタニックガーデン青島(宮崎県立青島亜熱帯植物園)/みやこうぼたにっくがーでんあおしま(みやざきけんりつあおしまあねったいしょくぶつえん) |
所在地 | 宮崎県宮崎市青島2-12-1 |
関連HP | 宮交ボタニックガーデン青島公式ホームページ |
電車・バスで | JR青島駅から徒歩10分 |
ドライブで | 宮崎自動車道宮崎ICから約11km |
駐車場 | 青島駅西口駐車場(41台)、青島公共駐車場(50台)、青島参道南広場駐車場(45台)/無料、こどものくに駐車場(750台、土・日曜、祝日、学校の休日、フラワーフェスタ期間中は有料)も利用可能 |
問い合わせ | 宮交ボタニックガーデン青島管理事務所 TEL:0985-65-1042/FAX:0985-55-4803 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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