謙信手植えの松

謙信手植えの松

湧き水でも知られる富山県黒部市生地にある樹高19m、幹回り6mのクロマツが謙信手植えの松で、黒部市指定天然記念物。枝張りは東西27m、南北24mにも及ぶ巨木です。戦国時代、越後から生地に来た長尾景虎(上杉謙信)は、生地の霊泉(生地温泉)で病気が完治。クロマツを植えたという伝承が残されています。

上杉謙信が植えたと伝わる伝説の松

上杉謙信は、生地温泉で病気が完治、この神霊に感謝し、庚申塚(こうしんづか)に七庚申の際にクロマツを植えたという伝承が残されています。
上杉謙信の手植えという話はあくまで伝承ですが、生地温泉「たなかや」(塩化物泉/冷泉)には、長尾景虎が発見したという伝説が残されています。
脚気(かっけ=慢性的なビタミンB1欠乏症)を患った長尾景虎が、湯治したところ、病が治ったという話です。

長尾景虎(上杉謙信)は、永禄12年(1569年)と元亀4年(1573年)の二度、現在の魚津市にあった松倉城を攻めており、その際に、松倉城を守る椎名方は地の利を生かして籠城戦を展開したので、上杉謙信の伝承もそのあたりから生まれたのかもしれません。

名称 謙信手植えの松/けんしんてうえのまつ
所在地 富山県黒部市生地経新4259-7
関連HP 黒部市公式ホームページ
電車・バスで JR生地駅から徒歩20分
ドライブで 北陸自動車道黒部ICから約7km
駐車場 30台/無料
問い合わせ 黒部市商工観光課 TEL:0765-54-2611/FAX:0765-54-2607
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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