猪崎鼻公園

猪崎鼻公園

日南海岸には展望の良い岬が各地にあるがその筆頭が宮崎県日南市の猪崎鼻(いざきばな)。七ツ八重(七ツ岩、ビロ岩、小場島)や大島を眼前にするビューポントで、岬一帯が猪崎鼻公園として整備されています。多種多様な堆積物が岩石化したもの、化石を観察でき、日本列島の成り立ちがわかる国内でも珍しい場所として地質学的には非常に有名な場所。

猪崎鼻の堆積構造」は国の天然記念物に

猪崎鼻の先端部は、日南層群と呼ばれる砂岩泥岩互層が露出する場所で「猪崎鼻の堆積構造」(いざきばなのたいせきこうぞう)として国の天然記念物に指定されています。
4000万年前〜2200万年前に深海に堆積した地層が隆起したもので、地震などをきっかけに土砂が海底を流れ下った際にできた「フルートキャスト」は国内最大規模の露呈となっています。

昭和54年に開催された「日本ふるさと宮崎国体」のヨット競技を当時の皇太子(後の平成天皇)がここで観覧。
元旦には初日の出を拝む場所にもなっています。

猪崎鼻公園
名称 猪崎鼻公園/いざきばなこうえん
所在地 宮崎県日南市大堂津猪崎鼻
電車・バスで JR大堂津駅から徒歩20分
ドライブで 宮崎自動車道宮崎ICから約49km
駐車場 30台/無料
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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