2019年7月13日(土)〜7月14日(日)、長野市で『ながの祇園祭』が開催されます。少なくとも江戸時代には創始していたという『ながの祇園祭』。かつては京の八坂神社、広島の厳島神社、そして善光寺境内・弥栄神社(やさかじんじゃ)が「日本三大祇園」に数えられていた時代もあったとか。原則として7月7日の天王下ろしから14日の天王上げまでが祭りの期間ですが、2019年は7月13日(土)が宵山、7月14日(日)に屋台巡行となっています。
ハイライトは巡行する屋台が善光寺山門を訪れる「山門答礼」
現在、稼働できる屋台は14台ありますが、そのうち権堂町、東町、南千歳町、桜枝町の4台の屋台が運行予定、北石堂町、南石堂町の2台の置き屋台が出場予定となっています。
7月13日の宵山は、いわゆる前夜祭。
「北石堂町の屋台(18:00~19:55/ながの東急駐車場中央通側)で、踊りを間近でごゆっくり鑑賞頂けます」とのこと。
16:00~18:00には秋葉神社前で、足揃え(権堂町の獅子連などの祇園祭本祭前の総仕上げ)。
7月14日は、本祭である「ながの祇園祭御祭礼屋台巡行」。
11:15~順次/巡行する屋台が善光寺山門を訪れ、善光寺へ踊りなどを奉納します。
これがハイライトでもある「山門答礼」。
【山門答礼スケジュール】 (予定)
11:15〜お先乗り(神の代理として選ばれた少年が金色の鳥帽子をかぶり馬に乗って屋台巡行の先頭に)
11:20〜権堂町屋台
11:55〜南千歳町屋台
13:35〜桜枝町屋台
14:05〜東町屋台
お先乗り
ニッポン旅マガジン MEMO/弥栄神社
住所:長野県長野市大字長野上西之門町612-イ
善光寺の弥栄神社の創建は、定かでありません。
一説には、源頼朝が治承3年(1179年)に焼失したままになっていた善光寺を建久2年(1191年)に再興ともいわれていますが、当時の歴史書である『吾妻鏡』、信濃史の編年史料『信濃史料』などにも、頼朝の善光寺詣での記述はありません。
安永3年(1774年)、善光寺の大勧進住職が社殿を寄附して境内を整備。
明治以前は天王社と呼ばれていました。
主祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)。
ながの祇園祭 | |
開催日 | 2019年7月13日(土)〜7月14日(日) |
開催時間 | 11:15〜お先乗り 11:20〜権堂町屋台 11:55〜南千歳町屋台 13:35〜桜枝町屋台 14:05〜東町屋台 |
所在地 | 長野県長野市長野元善町491 |
場所 | 長野市中央通り周辺と善光寺 |
関連HP | ながの観光コンベンションビューロー公式ホームページ |
ドライブで | 当日は交通規制が実施されるので注意を |
問い合わせ | ながの祇園祭屋台運行実行委員会事務局 TEL:080-4856-6812 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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