梨木水かぶり|横手市

梨木水かぶり

毎年2月第3日曜8:30〜10:00、秋田県横手市の愛宕神社で『梨木水かぶり』(なしのきみずかぶり)が行なわれます。厳冬の朝に水をかぶって拝礼する裸参りで、宝暦元年(1751年)、村人が悪疫退散・五穀豊穣の祈願を込め、水垢離をとって丑の刻参り(現在の深夜2:00頃)をしたのが始まり。

8:30の合図とともに愛宕神社を出発

横手市十文字町梨木地区の若者が恵比寿俵を担いで8:30の合図とともに愛宕神社を出発、五殻豊穣、悪役退散の祈願をこめ、家々の前に用意された手桶の水をかぶりながら集落内を約1kmほど練り歩くもの。

雪の中、気温によっては褌(ふんどし)、草鞋(わらじ)が凍りつくこともあるほど寒い中での水かぶり行事で、水かぶりを体験すれば風邪をひかないとも。
ただし古老の話では「昔はもっと寒かった」のだとか。

地域外からの参加希望者も受け入れもOK。
褌と草鞋は貸与されますが、足袋とさらしは持参が必要。

梨木水かぶり|横手市
開催日時 毎年2月第3日曜8:30〜10:00
所在地 秋田県横手市十文字町梨木地区
場所 愛宕神社
関連HP 横手市公式ホームページ
電車・バスで JR十文字駅から徒歩20分。または、タクシーで5分
ドライブで 湯沢横手道路十文字ICから約800m
問い合わせ 横手市教育委員会文化財保護課 TEL:0182-32-2403
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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