山梨県の国宝建築物は、2ヶ所

山梨県下で、国宝に指定されるのは、合計で5点ありますが、菅田天神社所有の小桜韋威鎧兜のほか、図画が2点で、建築物としては大善寺本堂(甲州市)、そして清白寺仏殿(山梨市)の2ヶ所のみ。鎌倉時代の密教系本堂の代表的建物と、室町時代の禅宗様仏殿です。

大善寺本堂|甲州市

所在地:山梨県甲州市勝沼町勝沼3559
建築年:弘安9年(1286年)/鎌倉時代=本堂背面の両隅柱に「弘安九参月十六日」の刻銘
内容:鎌倉時代の密教系本堂の代表的建物で、東日本で最も優れた和様建築とも
備考:内部の隅柱にある弘安9年(1286年)の刻銘から、文永7年(1270年)の火災で焼失した後、鎌倉幕府の援助を受けて再建されたことが判明
平安時代の薬師三尊、鎌倉時代の日光・月光菩薩、十二神将は重要文化財(17体)

大善寺

大善寺本堂

山梨県甲州市勝沼町、ブドウを手にした薬師如来像(秘仏)を祀ることから「ぶどう寺」とも呼ばれるのが、真言宗智山派の寺、大善寺。大善寺本堂は、正応3年(1290年)築で、山梨県では清白寺仏殿(山梨市)と2ヶ所しかない国宝建築物のひとつ。山梨県最

清白寺仏殿|山梨市

所在地:山梨県山梨市三ケ所620
建築年:応永22年(1415年)/室町時代=組物の巻斗(まきと=肘木の上に用いる小さい斗・ます)に「応永二十二年」(1415年)の墨書
内容:世禅宗様仏殿の典型例
備考:大正6年の解体修理の際に発見された墨書から、応永22年(1415年)築であることが判明

清白寺仏殿

清白寺仏殿

山梨県山梨市にある臨済宗妙心寺派の寺、清白寺。寺伝によれば、足利尊氏が夢窓疎石を開山として正慶2年(1333年)に創立した名刹。現存する仏殿は、応永22年(1415年)建立で、山梨県内では大善寺本堂(甲州市勝沼)と2ヶ所しかない国宝建築物の

山梨県の国宝建築物は、2ヶ所
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