文栄8年(1271年)、『立正安国論』を鎌倉幕府に建白したことにより佐渡に流刑となった佐渡流刑を許された日蓮が、文栄11年(1274年)、赦免となって寺泊に向かう途中に遭難し、たどり着いたのが日蓮聖人着岸の地・番神岬。霊峰・米山(越後富士)の麓に広がる奇岩、洞窟が連続する景勝地、「米山福浦八景」のひとつに数えられています。
文永11年3月15日、日蓮は命からがらこの地に漂着
文永11年3月15日、寺泊に向かって佐渡を出航したものの、暴風雨で3月17日、十院坊岩のある岩礁(番神岬に架かる赤い橋・鳥居の東側)に漂着。
着岸の地を見下ろす岬の高台には法華経を守護する熱田大明神、八幡大菩薩など三十番神を勧請した堂が建ち、今も「番神堂」として残されています。
これは、日蓮が八幡大菩薩の力によって無事上陸することができたと感謝して創建したと伝えられています。
米山福浦八景
番神岬から聖が鼻までの約12kmの海岸にある8ヶ所の景勝地。
聖が鼻(ひじりがはな)、猩々洞(しょうじょうどう)、牛が首層内褶曲(うしがくびそうないしゅうきょく)、鴎が鼻(かもめがはな)、松が崎、御野立公園(おのだちこうえん)、だるま岩、そして番神岬です。
聖が鼻(ひじりがはな)、猩々洞(しょうじょうどう)、牛が首層内褶曲(うしがくびそうないしゅうきょく)、鴎が鼻(かもめがはな)、松が崎、御野立公園(おのだちこうえん)、だるま岩、そして番神岬です。
日蓮聖人着岸の地・番神岬 | |
名称 | 日蓮聖人着岸の地・番神岬/にちれんしょうにんちゃくがんのち・ばんじんみさき |
所在地 | 新潟県柏崎市番神2-10-42 |
関連HP | 柏崎市公式ホームページ |
電車・バスで | JR信越本線鯨波駅から徒歩20分 |
ドライブで | 北陸自動車道米山ICから約6km。柏崎ICから約7km |
駐車場 | 柏崎港観光交流センター駐車場(122台/無料)を利用 |
問い合わせ | 柏崎市文化振興課 TEL:0257-23-5111/FAX:0257-24-7714 |
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